ハウスメーカーとの打ち合わせ前に必ず覚えておいてほしいこと5選!

さいしょに

家づくりでハウスメーカーが決まったら、いよいよ打ち合わせが始まります。

おそらくここまでに様々なメーカーから営業を受け、

各社比較したうえで納得して1社に絞り込んでいるでしょうから

「ここの商品の特徴や性能は熟知してる」と思われている方もいるのではないでしょうか。

しかし、いざ打ち合わせを始めて話を進めていくと、「あれ…?」と疑問点が見つかることも多々あります。

今回は、筆者が実際にマイホームの打ち合わせを進めていった際に

事前に知っておけばよかったと後から感じたポイントをまとめてみました。

営業を受けた内容が間違っているとまでは言いませんが、

メーカーと施主の間で解釈の違いが起きてしまっている可能性はあります。

もしそうなのであればできるだけ早い段階で両者の方向性を軌道修正することで

より良い家を建てることができます。

すでに知っている内容であれば問題ありませんし、復習も込めて今のうちに確認しておきましょう。

なお、ハウスメーカー選びでお悩みの方に向けては

別の記事で押さえておきたいポイントについてまとめていますのでこちらもぜひご覧ください。

しろくま
しろくま

認識のズレは早いうちに直しておいた方がいいもんな。

もなか
もなか

すべて知ったうえで契約したつもりでも、「え、そうなの?」と感じる場面は意外とあります。

この記事はこんな方におすすめ
  • これからハウスメーカーとの打ち合わせが始まる方
  • 注文住宅を検討中の方
  • ハウスメーカー選びでお悩みの方
  • 自分が決めたハウスメーカー選びに自信がある方

1.モデルルームを目指さない

まず必ず意識してほしいことです。モデルルームをそのまま目指した家づくりはやめましょう。

「モデルルームが一番素敵だった」という理由からハウスメーカーを選んだ方もいらっしゃるのではないでしょうか。

結論から言うと、想定している金額でそのクオリティを実現するのは無理です。

モデルルームは多くの場合、そのメーカーの一番高額な部屋を想定して展示しています。

つまりこれでもかと言わんばかりのオプションてんこ盛り状態ですので

モデルルームにそのまま住めると思わない方が良いでしょう。

しかし、商品のグレードやオプションをうまく調整することで近い部屋を目指すことはできます。

契約が決まって打ち合わせが進む中であっても可能であれば

何回もモデルルームを見せてもらって標準仕様なのかオプションなのかを細かく聞いてみましょう。

実際に筆者も数多くのモデルルームを見学しましたが、

中には標準仕様よりも何百万も内装を上乗せして展示している部屋もありました。

モデルルーム≠建築例の共通認識を全員が持ちながら、打ち合わせに臨みましょう。

しろくま
しろくま

きらびやかな照明にピカピカの家具…つい憧れてしまうよな。

もなか
もなか

モデルルームはどこまでが標準なのか確認できる有益な情報源でもあります。

細かい部分まで確認しながらうまく参考にしたいですね。

2.「○○○万円で家が建つ」は忘れる

よくチラシなどの広告で目にするのが○○○万円~で家が建つ!といったキャッチフレーズですが、

この数字のことはいったん忘れてしまった方がいいかもしれません。

その金額の安さに思わず目を奪われてしまいがちですが、

多くの場合、この数字には建築に係るあらゆる諸費用が含まれていません。

家を建てるためには建物本体の建築費以外にも、

  • 地盤調査や各種検査費用
  • 電気、水道などライフラインを開通するための付帯工事
  • 外構工事
  • インテリア費用
  • アンテナ費用
  • オプション工事

等々何十項目にも及ぶ追加費用が必要となります。

純粋な建築費だけを見れば確かに3桁万円で押さえられるローコスト系メーカーもあるかもしれませんが、

延床面積が思いのほか小さかったり生活に必要な設備は別料金となっていたりするので注意が必要です。

最終的にいくらかかるのかを早い段階でイメージすることで、

コストオーバーを回避することができるのでぜひ意識しておいてください。

なお、筆者が実際に建てたタマホーム「大安心の家」の総額は別記事にてまとめてあります。

建築費以外にもいろいろなお金がかかっていることがわかると思いますので、

こちらもぜひご覧ください。

しろくま
しろくま

よく見るとチラシのはしっこに小さく書いてあったりするよな。

もなか
もなか

メーカー側としても噓を言っているわけではないので、読み手側が情報を正しく解釈する必要があります。

3.オプションは「とりあえず保留で」

注文住宅の打ち合わせを進めていくと、多くの魅力的なオプションに出会うことになります。

どれも憧れのマイホームに欠かせない存在に思えてしまいますし、

「一生に一回の買い物だから…」とつい全部採用してしまいたい気持ちもよくわかります。

しかし、そのオプションに係る費用をもう一度よく考えてみてください。

家という大きな買い物をしているとどうしても金銭感覚がマヒしてしまいます。

家全体から見たら微々たる金額かもしれませんが、

日常で使う買い物としては高額ではありませんか?

100均で便利グッズを買う感覚でオプションをどんどん決めていくと

最終額がとんでもないことになっているかもしれませんので注意が必要です。

また、多くの場合オプションは後からでも追加契約することができます。

採用を迷っているオプションはとりあえず保留にして、

全体金額に余裕がありそうだとわかってから追加するといいかもしれません。

なお、筆者が実際にマイホームを建てて生活したうえで、

採用してよかったと感じたオプションを別記事にてまとめていますのでこちらもぜひご覧ください。

しろくま
しろくま

おしゃれなオプションはすぐにでも採用したくなるけど一回待ってみる方がいいかもな。

もなか
もなか

逆に一度オプションを契約してしまったら取消にも変更料がかかってしまうこともあります。

4.こだわる部分はメリハリを

ここまでは金額を抑えるためのポイントを紹介しましたが、

一方で、これだけは妥協できないという明確な基準は持っておくようにしましょう。

特に趣味のための部屋を作りたかったり、どうしても欲しかった設備のためにマイホームを建てるのであれば

最優先に担当者に伝え、見積額に反映してもらうといいかもしれません。

注文住宅の家づくりは選択肢が非常に豊富です。

絶対に必要なものを先に確保してしまうことで、他の選択肢の要不要を残予算から判断することができます。

あれも欲しいこれも欲しいと目についたものから手当たり次第に決めていくのではなく、

事前に自分の基準に当てはめてみて順位を付けてから打ち合わせを進めましょう。

迷って計画が先に進まなくなることがなくなりますし、

自分にとって本当に必要なものだけが残り、後悔することが少なくなるのではないでしょうか。

しろくま
しろくま

いっぱいあって悩むのは贅沢だけど、必要なものだけ選びたいよな。

もなか
もなか

あらゆる局面で選択を強いられますので、流されないよう基準をしっかり持っておきましょう。

5.自由設計の罠

世界に一つだけの特別な家を建てたいという方には悲しいお知らせかもしれませんが、

自由設計にも限界があります。

建築基準法に準拠するためや耐震性能を確保するために大きな柱が部屋の真ん中に必要になったり、

防火基準にならうために防火窓という網の入った窓にしなければならなかったりと、

注文住宅でも意外と制約があり、完全自由ではないことがあります。

抜け感のある広いリビングや、外とつながるような大きな窓を予定している方は

制約なく完成できるのか事前に確認しておきましょう。

実際に筆者宅も細かい部分まで打ち合わせして設計したにもかかわらず、

どうしても柱の位置が動かせず壁に段差ができてしまいました。

こればかりは法律が絡んできてお金では解決できる問題ではないので、

家づくりを始める早い段階でこちらから担当者へ確認しておいた方が無難ですね。

しろくま
しろくま

あくまで規定内での自由設計ってことだな。

もなか
もなか

とはいえ注文住宅で叶えられることはやっぱりたくさんあります。

「何でもかんでも自分の好きなようにできる」とだけ思わなければ大丈夫です。

さいごに

以上、ハウスメーカーとの打ち合わせ前に必ず覚えておいてほしいこと5選でした。

メーカーを1社に絞り契約するまでも非常に大変だったかと思いますが、

実はここからがスタートでもあります。

建てるメーカーと暮らす施主が二人三脚で足並みをそろえなければ良い家はできません。

認識の違いは後の段階になればなるほど修正が難しくなりますし、ショックも大きいです。

胸を高鳴らせ意気揚々と打ち合わせに臨んだのに想像と違った…

と落ち込んでしまわないよう、備えるべき知識はしっかり持って

イメージ通りの家づくりをしていきましょう。

しろくま
しろくま

せっかくのマイホームがどんどん理想から遠ざかっていったら悲しすぎるもんな…。

もなか
もなか

ハウスメーカーとの信頼関係があってこその家づくりです。

主役は施主ですのでぜひ周りを巻き込んで理想通りの家を目指してください。

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プロフィール
もなか

某地方都市在住HSP気味29歳会社員。
妻と二人で暮らしています。
2022年にタマホーム「大安心の家」でマイホームを建てました。
家が建つまでたくさん悩んで苦しんだ経験をもとに、
家づくりに役立つ情報を発信します。

施主目線で実際の家の中の写真もどんどん公開していきますので、
注文住宅を検討中の方はもちろん、
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