さいしょに

家づくりの最初の難関…それが土地探しです。
価格、大きさ、立地、形状、建ぺい率…等土地には注視すべきポイントがたくさんあります。
さらに基本的には土地は一点物ですので、
条件の良い土地を購入するには運と決断力が非常に大切となってきます。
土地が決まらなければ家づくり計画はスタートできませんし、
良い土地に巡り合えるかでその後の生活が大きく変わると言っても過言ではありません。
そんな誰もが頭を抱える土地探しですが、
今回は重要と思われがちな「金額」等の主要な判断基準のほかに
見落としがちな生活における立地条件の注目ポイントを5つ紹介します。
筆者が実際に土地を買い、家が建った後に
「土地探しの時に気にしておけばよかった…」と後悔したポイントばかりですので、
これから土地をお考えの方、今まさに土地探しの真っただ中の方に
ぜひ参考にしていただきたいと思います。

家だけじゃなく土地も高い買い物だし、できるだけ後悔したくないよな…

土地情報の値段と条件だけでは見えない部分がたくさんあります。
自分が選んだ土地に住んでみて感じたことばかりですのでぜひ最後までご覧ください。
1.勤務地からの距離

土地の条件を金額や立地、資産価値等に偏って判断してしまうと、
実際の生活をイメージした基準を忘れてしまいがちです。
土地を探すときには自分の勤務先との関係を明確にしておきましょう。
通勤手段、通勤時間、通勤経路を念頭に置きながら、
妥協できない最低ラインの線引きをして土地探しを始めることで、
候補地を絞り込むことができます。
逆に、どれだけ好条件の土地であっても、
通勤をイメージした際に不安が生まれるような場合は、
購入を検討すべきではありません。
土地代を抑えようと勤務先から遠い場所にマイホームを建てたとして、
毎日の通勤の積み重ねは非常に負担になります。
土地で浮かすことのできる金額と、通勤にかかる費用や時間とを天秤にかけて
何十年も通い詰めることができるのか自分に問いかけながら
候補地を選定していきたいですね。

「ちょっとくらい我慢だ」って最初思ってても何十年も積み重なると…ってな。

通勤距離は短いに越したことはありません。
土地選びでは自分の今後のキャリアともよく相談しましょう。
2.幹線道路・線路からの距離

実際に家が建つと、道路や線路の存在も生活に大きく影響してきます。
商業施設が立ち並ぶ幹線道路や、駅が近くにあると大変便利ですが、
一方で騒音や通行人からの視線といった新たな生活問題のきっかけにもなりかねません。
せっかく土地を買ってマイホームという城を築いたにも関わらず、
音や視線を気にしながらの生活は避けたいところです。
「慣れてしまえば問題ない」と言ってしまえばそれまでですが、
土地探しの段階でそこまで想定して考えることができたら
日常をイメージしやすいのではないかと思います。
筆者のように音が気になる方の中には、
朝の通勤中の車の音で休みの日も目が覚めてしまうほど敏感な方もいるかと思います。
気になる土地にはぜひ実際に足を運んでみて、
時間帯による周辺の音の変化を自分の耳で感じてみてはいかがでしょうか。

車とか電車の音が毎日続いたら人によってはストレスになりそうだな。

平日や週末、昼夜など場面によって音の環境は変わります。
余裕があればいろんな時間帯に土地に足を運んでたいかんしてみると良いですね。
3.スーパー・日用品店の位置

土地近隣のスーパーマーケットや日用品店の位置は必ず序盤に押さえておきたいポイントです。
毎日の生活に直結する店舗が近くにあるだけで快適さと安心感が違います。
逆に、ちょっとした買い物や買い忘れのときに
わざわざ車を使わなくてはいけなかったりすると不便ですよね。
マイホームが建ち、いざ入居!となった後に、
「そういえば買い出しはどこに行くんだっけ…?」とマップで調べることのないように、
土地探しの段階で早めに調査しておきたいですね。
また、通勤経路の途中にスーパーや日用品店があってもいいかもしれません。
最近はネットスーパーやフードデリバリーも普及していて
スーパーに行く機会が減ったという方もいらっしゃるかもしれませんが、
近所に行きつけのスーパなどがあると新築での料理や生活もはかどるのではないでしょうか。

どんなに便利な世の中になってもここは外せないよな。

スーパーや日用品店は生活の基盤です。
買い出しを想定した時に不安を感じるのであれば注意が必要です。
4.学区

お子さんがいらっしゃる家庭やその予定のある家庭が必ず注目したいのが学区です。
公立学校に通わせる場合、どの学区に属する土地なのかにより
土地の価値や人気が大きく変わる場合があります。
大切なお子さんですから「どうしても通わせたい学校がある」とお考えの親御さんも多いかと思います。
土地を探す際は小中学校の学区や、学校までの距離もぜひ判断要素に加えて
買ってしまってから後悔することのないようにしてください。
また、通学路には街灯が多いのか、人通りが少なくないかも合わせて確認しておきたいですね。
どれだけ自分が気に入った土地であってもそこから通学するのは
何もわからない子どもですので、一度子供の目線に立って考えてみることをお勧めします。

あとで「やっぱり違うところに行かせたい!」と思ってもなかなか難しいもんな。

「学区のちょうど境目に位置していて希望通りの学校に行けなかった」という話も聞きます。
その土地がどの学区に属するかを事前に不動産会社等に確認するようにしましょう。
5.ごみステーションの位置

細かいと思われるかもしれませんが、ごみを捨てる場所は事前に確認しておきましょう。
アパート等の賃貸物件では、入居者全体のごみを管理するために
建物ごとにごみステーションが設置されている場合が多いですが、
住宅街な自治会や班単位で区切られていることがほとんどです。
その結果、家が建ってしまってから思いもよらない場所に
ごみ捨てに行かなくてはならなくなったという事態に陥りがちです。
かくいう筆者もそのうちの一人で、賃貸物件に住んでいた頃よりも
ごみ捨てにかかる時間が激増してしまいました。
とはいえ自治会のルールは守らねばなりませんし、
土地探しの段階で事前に確認しておかなかったことが悔やまれます。
全くごみ捨てをしない生活はあり得ませんし、
場合によってはなかなかの重量のごみを遠くまで運ばなくてはなりません。
「せっかくだし散歩もかねていい運動になる!」とポジティブに考えて
なんとかやり過ごしていますが、
これから土地をお考えの方にはぜひ注目していただきたいポイントの一つです。

たかがごみ捨て、されどごみ捨て、だな。

夏は暑いし冬は寒い。今までは感じたことのなかった負担に悩まされています…
さいごに
以上、土地探しで注目したい!見落としがちな生活の立地条件5選でした。
土地探しはただでさえ注意しなければならないポイントが多いのに、
良い土地は早い者勝ちでどんどん売れていってしまいます。
土地を探してさまよい続ける土地難民にならないためにも、
・自分なりの判断基準
・圧倒的な決断力と行動力
・ある程度の妥協
を備えて情報収集に臨みましょう。
そんなの難しすぎて心が折れそう…と思っても心配ありません。
土地探しはマイホームを建てた人が全員必ず通る道です。
どんな土地でも必ず素敵なところがあって、
実際に住んでいくうちにそこだけを強く感じることができれば
必ずその土地が好きになるし、愛着がわいてきます。
どんな土地を選ぼうとそれだけであなたの人生が暗転することがないでしょう。
考えることが多い土地探しですが、
ぜひ目の前の価格や大きさばかりに目を向けず
実際の生活をイメージしたあなたにとって暮らしやすい土地を見つけてくださいね。

大変なぶんだけ見つかって買えたときの喜びはひとしおだな。

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