さいしょに

家づくりでこだわりたい設備のひとつにお風呂があるという方は多いのではないでしょうか。
広々とした浴槽でテレビを見ながら毎日半身浴…なんて憧れますよね。
今回は、2022年にタマホーム「大安心の家」でマイホームを建てた筆者が実際に採用した浴室、
パナソニックの「オフローラ」について解説したいと思います。
タマホームでは浴室のメーカー選びから始まり、オプションの有無や色選びなど選択肢が非常に多く、自分だけのお風呂にカスタマイズできます。
ですが一度完成してまっては、なかなか変更できないのが家づくりの難しいところ。
なるべく後悔のないように事前に様々な情報を入手しておきたいですよね。
タマホームの浴室選びでお悩みの方はもちろん、家づくりの浴室設備をお調べ中の方も参考になる内容かと思いますので、
ぜひ最後までご覧ください。
- 浴室の設計について検討中の方
- タマホーム「大安心の家」の浴室選びでお悩みの方
- パナソニック「オフローラ」の特徴を知りたい方

お風呂は毎日家族全員が使うし妥協して決めたくないよな。

マイホームのお風呂は今後長く使う設備なので、大好きな空間にしたいですよね。
わが家のお風呂が少しでもそのヒントになったらうれしいです!
1.タマホームの浴室について
タマホームでは浴室のメーカーをリクシル、TOTO、タカラスタンダード、そしてパナソニックの4社から選ぶことができます。
各メーカーの特徴は以下の通りです。
○リクシル…排水口を綺麗に保つ「くるりんポイ」、冷気を感じにくい床「キレイサーモフロア」
○TOTO…水切れがよくすぐ乾く床「ほっカラリ床」、簡単に操作できる「クリックシャワー」
○タカラスタンダード…お手入れ簡単で傷にも強い「高品位ホーロー壁」
○パナソニック…「フラットラインLED」、「スミピカフロア」
各社とも独自の性能があり、どれも捨てがたいメリットばかりですよね。
なお、タマホームの浴室ではどのメーカーを選んでも標準で取り入れられている共通設備があります。
選べる浴室サイズ

浴室のサイズを「1616」「1618」「1818」「1621」の4種類から選ぶことができます。
4桁の数字の前2桁が浴槽の直径を含めた縦、後ろ2桁が洗い場の広さを含めた横の長さとなります。
160㎝もの大きさの浴槽は成人男性が入っても余裕で足を伸ばすことができます。
最も小さい「1616」サイズでもアパートやホテルの浴室よりははるかに広いです。
一軒家のお風呂の最大のメリットと言えば大きな浴室ですので、さらに広いサイズまで標準内で選べますし、
規定も細かく設定されていることにより敷地にぴったりな大きさに調整できるのがありがたいですね。
わが家は浴室の広さを重視したかったので、最大の「1621」サイズを採用しました。
洗い場の面積がとにかく広く、シャワーを使っている最中でも腕などが壁にぶつかることはまずありません。
賃貸生活の時は窮屈なバスタイムを送っていたことに引っ越してから初めて気づきました。
追加費用なしでここまでの大きさを実現できるのはさすがタマホームと言えます。
保温性能付き浴槽
近年の浴槽では一般的なのかもしれませんが、保温機能により浴槽に溜めたお湯がほとんど冷めません。
タマホームの浴槽は5時間経っても2.5℃しか水温の低下がないそうです。
もともとは、2004年にTOTOが開発した「魔法びん浴槽」という技術のようですが、
今では広く普及し他のメーカーでも同じ性能の商品が販売されているようです。
大変ありがたい性能ですが、一般的に通常の浴槽に比べて若干高価であることがデメリットとして挙げられます。
タマホームの浴槽はこの保温機能もオプションではなく、標準で付きますので安心です。
浴室内乾燥機


部屋干しの強い味方、浴室乾燥機も標準仕様内です。
梅雨や真冬の期間でも洗濯物が干せるのはありがたいですね。
タマホームの標準浴室乾燥機はリモコン式になっているのですが、何も言わないと浴室内にリモコンが設置されます。
わが家も室内にリモコンがありますが、担当者に確認したところリモコンは完全防水なので浴室内でも問題ないそうです。
浴室乾燥機は乾燥機能だけでなく、換気や暖房の機能もありますので、様々な用途で使用できますね。
出入口無段差
タマホームの浴室には出入り口に段差がありません。
こちらも今の一軒家では当たり前なのかもしれませんが、段差がないことで誰でも安全に出入りができ、バリアフリーの観点からも優秀です。
段差がないと浴室内の水の逆流が心配ですがきちんとゴムのパッキンで隔てられいるので、脱衣所が濡れる心配はありません。
何歳になっても使うお風呂ですから、安全設計が施されているのはありがたいですよね。

この機能が最初から全部ついてるのはすごいな。

これだけで快適なお風呂に必要な最低条件を満たしてくれていますよね。
2.パナソニックを選んだ理由
タマホームの浴室で筆者が4社の中からパナソニックを選んだ理由を3つ紹介します。
フラットラインLED

まずはパナソニック独自のフラットラインLEDのデザインです。
縦長の照明は浴室内をまんべんなく照らすことができますし、LEDなので省エネ&長寿命が期待できます。
ライン状の一直線の照明が他にはなかったため、採用の大きな決め手となりました。
マグネット壁

浴室の前面壁に限りますが、マグネットになっているので磁石式の商品が使用できます。
わが家はマグネット式の収納ラックをどうしても使いたかったため、壁にマグネットが内蔵されているタカラスタンダードかパナソニックしか選択肢がありませんでした。
マグネットにこだわったのは、標準で付いてくる収納棚ではネジ式で壁に穴が開いてしまうためです。
マグネット収納棚は以下の商品を購入して使っています。
商品の詳細については後述しますのでぜひ最後までご覧ください。
壁のアクセントカラー

パナソニックは壁のアクセントカラーの種類も豊富で、気に入ったデザインがあったことも大きいです。
わが家は木目調のメープルというカラーを選択しました。
明るい気の色合いで、見た目だけでもヒノキ風呂のような雰囲気を味わうことができておすすめです。
標準で変更できる壁面は1面のみで、他の3面は白になってしまいますので注意が必要です。
リクシルなどはすべての面を追加費用なしで変更できるようでしたので、全面の壁にカラーリングしたいという方にはおすすめです。
3.オプション
浴室のオプションは以下の3つを採用しました。
セミワイドミラー

標準の縦型から、横型のセミワイドミラーに変更しました。
こちらは完全に妻の好みだったので採用しましたが、浴室全体を反射してくれるので
結果的に浴室内を広く見せることに成功し、満足しています。
ただ、パナソニックのお風呂はオプション扱いでしたが、タカラスタンダードなどの他社では追加費用なしで横型鏡に変更できるメーカーもありました。
かかったオプション費用は42,800円です。
片開き戸

浴室の扉を折れ戸から片開き戸へ変更しました。
アパートやホテルでおなじみの折れ戸ですが、溝に汚れが溜まりやすく、
一軒家ならではの片開き戸に憧れていたため採用しました。
汚れが付きにくく掃除が楽になったのはもちろん、大きな一枚扉で見た目的にもすっきりとさせることができました。
浴室扉のタイプにはもう一つ引き戸がありますが、引きしろとして壁に余裕がなかったこと、
片開き戸よりもさらに高価であることから採用しませんでした。
かかったオプション費用は30,000円です。
風呂ふたフック3点止め

お風呂のふたを収納しておくフックを一点止めから三点止めへ変更したオプションです。
標準の一点止めのフックだと風呂ふたが浴槽に触れてしまいますが、
3点止めにすることにより宙に浮かせて清潔的ですし、安定感も抜群です。
他と比べると地味なオプションかもしれませんが、お風呂掃除のストレスが軽減されておすすめです。
かかったオプション費用は5,000円です。
なお、紹介したこの3つのオプションは、マイホームで採用してよかったオプション10選のなかの一部としても紹介しています。
別記事にてまとめてありますので、こちらもぜひあわせてご覧ください。

確かにどれも必要な設備に感じてしまうな。

逆にテレビやジャグジー機能などは採用しませんでした。
お風呂でどんな時間を過ごしたいかを基準にオプションを選んでいきましょう。
4.選択したカラー・設備
浴室関係で選択したカラーと設備についてです。すべて標準仕様の中から選びました。
浴槽色

ホワイト、ナチュラル、ペールグリーン、ローズの4色からホワイトを選びました。
担当者によると最も選ばれる色だそうで、真っ白は清潔感があり無難ですのでおすすめです。
床色

床はホワイト、ベージュ、グレーの3色からグレーを選びました。
お風呂の床はホワイトが一般的なイメージですが、グレーを選ぶことによって床に発生しやすいカビなどの汚れが目立ちにくくなりました。
グレーは個人的に好きな色のひとつなので標準のカラーバリエーションに入っていてよかったです。
また、長年使うと発生する黄ばみなども軽減されそうですので今後に期待しています。
エプロン

エプロンとは、浴槽の側面についているカバーのことを指します。
床と同系色のホワイト、ベージュ、グレーの3色からこちらもグレーを選び、統一させました。
ここまでくると浴槽もグレーにしたかったのですが、標準で色の用意がなかったためできませんでした。
カウンター

シャワーレバーの下についている洗面台のことを指します。
ホワイトとブラックの2色しか選択肢がなく、ホワイトを選びました。
ブラックもかっこよかったのですが、カウンターだけ他にない色を使う勇気がなく、消去法で選びました。
本音を言えば、できれば床やエプロンと同じようにカウンターもグレーを用意てほしいところでした。
削除した設備


理想の浴室のために、標準仕様として付いてくるにもかかわらず、あえて採用しなかった設備もあります。
まずは前述した収納棚です。標準仕様は壁に穴が開きますし、トレイタイプで底面に汚れが溜まりそうだったため外してもらいました。
壁の穴という同じ理由でタオル掛けも付けるのをやめました。
ボディタオルは浴室内の物干しバーにかけてあるのでそもそも不要ですし、
壁にタオル掛けがあっても邪魔になってしまうだけだと判断しました。
浴槽内の手すりも不要として外してもらいました。
お風呂を広々ゆったりと使いたかったため、余計な設備は極力除きました。
なお、これらの削除した設備はあえて採用しなかった間取り&設備ランキングTOP10の一部として
別記事にてまとめてありますので、ぜひこちらもご覧ください。

標準だからと言っても全部取り入れる必要はないんだな。

もちろん断ることによって費用もかかりません。
いらないと感じたものは取っていくとすっきりにまとまっておすすめです。
5.おすすめバスアイテム
最後にわが家のお風呂をより快適にしてくれているアイテムを紹介します。
マグネット式収納棚

ここまで何度か取り上げましたが、マグネット式の収納棚で特におすすめしたいのが、
towerのマグネットバスルームバスケットです。
マグネット収納棚を探してたくさんの商品をチェックしましたが、これが最も理想に近いアイテムでした。
強力な磁力で重いものを入れても落下の心配は一切ありませんし、バスケット構造で水切れも風通しも文句なしです。
大容量で二人分のバス用品はほとんど収納できますし、ネットなどをかけられるフックも2つ付きとまさに至れり尽くせりのアイテムです。
towerさんの商品は本当に洗練されたデザインのアイテムばかりでついすべて揃えたくなってしまう魅力があります。
シンプルかつ高機能なマグネット収納を探しているという方はぜひ使ってみてください。
ミラブル


ミラブルというシャワーヘッドをご存じでしょうか?
いつものお湯をウルトラファインバブルという超微粒子の気泡に変換してくれ、
毛穴やシワの深くまで入り込むことで髪や肌の汚れを洗い流してくれると噂の商品です。
筆者は妻の誕生日プレゼントとして購入したのですが、これを使い始めてから本当に肌の調子が改善しました。
正直あやしいなと思っていたのですが、男性にもきちんと効果はあるんですね。
ご自宅のシャワーホースに取付けるだけで使用できますので、気になる方はぜひ。
風呂イス


お風呂で使うイスにも素晴らしい商品があります。
リアロという通気性にこだわったコの字型の風呂イスで、抗菌仕様も施されているため汚れにめっぽう強い構造となっています。
筆者はグレーを購入したのですが、デザインもシンプルで床の色ともよく合っていてお気に入りです。
意外と掃除を忘れがちで汚れてしまいやすいお風呂のイスですが、
湿気がこもらない形とつるつるした素材でカビなどを全く寄せ付けません。
床を掃除するときには浴槽にかけておけるのも嬉しいポイントです。
全く新しい形の風呂イス、どんなお風呂にもぴったりの商品です。

お風呂用品は便利なものがどんどん開発されてるんだな。

どれも実際に使ったうえでおすすめしたいものばかりです。
バスタイムのお供にぜひ使ってみてください!
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