さいしょに

これから注文住宅での家づくりを検討している方にとって
最初にして最大の難関とも言えるのはハウスメーカー選びではないでしょうか。
○○ハウスや○○ホームなどテレビCMやインターネット広告ではよく見るけど
具体的にどんな特徴を持っているのかわからないという方がほとんどだと思います。
今や住宅業界には大小さまざま企業が乱立しており、その数は全国で約3万社以上にも及びます。
そんな膨大な数の中から一生に一度の大きな買い物であるマイホームをお願いする1社を決めることなんて
不可能なのでは…と不安になりますよね。
そんな時家族みんなでとりあえず行ってしまいがちなのが住宅展示場です。
有名な大手メーカーのモデルハウスが一堂に立ち並び、無料で内部まで見ることができる。
週末になればフェアと称してクオカードなどを配布し、お得だからと足を運ぶ方も多いかと思います。
しかし、住宅展示場には見えない罠がたくさん張り巡らされています。
軽い気持ちで展示場に行ってしまうと、のちに大きな後悔に繋がる可能性が十分にあります。
そこで、筆者がハウスメーカー選びでお悩みの方におすすめしたいのが、
住宅相談サービスというハウスメーカー選びの専門店で、
その名の通りマイホームを検討している方向けの無料相談窓口です。
実際に筆者もハウスメーカー選びで非常に悩み苦労し、
住宅展示場にも足を運んだ経験がありますが、
最終的にこの相談窓口のおかげで自分にぴったりの1社と出会うことができました。
これからマイホームを考えるという方にとっては聞き馴染みのない名前かもしれませんが、
年間相談件数はなんと7,000件を超え、多くの世帯が利用しています。
今回はこの住宅相談サービスがなぜおすすめなのか、
住宅展示場と何が違うのかを両者を比較したうえで検証したいと思います。
- 住宅会社の種類が多くお悩みの方
- 各住宅会社の特徴がわからず、どこが自分に合っているかわからない方
- なんとなく「住宅展示場に行ってみるか」と思っている方
- ハウスメーカー選びで絶対に後悔したくない方

住宅展示場はCMとかでよく聞くけど、そんな相談窓口があるなんて知らなかったな。

両者は似ているようで根本的に全く違います。
どちらも利用したからこそわかる体験談ばかりですのでぜひ最後までご覧ください。

結論
「よくわからないからとりあえず住宅展示場に行こう」とお考えの方はちょっと待って!
まず先にお伝えしたいのがこのような結論です。
・1,000社以上の中から自分にぴったりの1社を選べる
・ヒアリングのうえ各住宅会社の特徴を知り尽くしたプロが提案
・中立な立場から第三者視点で最適な候補を厳選
・住宅会社内の優秀な営業マンを優先して仲介
・万が一断りたい時でも対応を代行可能
・モデルハウスに一度入ってしまったら猛営業が始まる
・他の会社に逃げられまいとあの手この手で契約させようとする
・自社のメリットを強調し他社との差別化をはかる
・ノルマ目的の新米社員がそのまま担当者になってしまう
・その場で契約してしまったら取消に費用がかかり手続きも面倒
各項目を本記事で詳しく解説していきますのでぜひ最後までご覧ください。
2つの住宅相談サービス
住宅相談サービスのなかでも、これからハウスメーカー選びを始める方に特におすすめしたいのが、
の2社です。
それぞれ向いている人については以下の通りとなります。
詳細は別記事にてまとめてありますのでこちらもぜひご覧ください。
・首都圏以外に住んでいる!
・とにかくたくさんの選択肢から最適な住宅会社を選びたい!
・地域密着型の工務店も候補に入れたい!
・優秀な営業マンに担当者として就いてもらいたい!
・ある程度有名なハウスメーカーを中心に選びたい!
・注文住宅だけではなくマンションやリノベーションも視野に入れている!
・家にいながらオンラインでも住宅相談サービスを利用したい!
・講座や書籍で家づくりのことを1から勉強したい!
そもそも住宅相談サービスとは?
住宅相談サービスとは前述の通り、家を建てたいと考えている施主(顧客)と
家を建てる住宅会社との架け橋となる仲介業者です。
相談窓口といっても市役所のような公的機関ではなく、民間の会社が運営している店舗です。
とはいえ商品を販売するわけではなく、多くの住宅会社との提携によりサービスを成立させることで、
私達顧客は何度でも無料で相談できるのが大きなメリットです。
主な業務内容としては相談に来た方にぴったりな住宅会社の候補を提案し、
最終的に1社に絞ってマイホームを完成させるまでしっかりサポートしてくれることです。
無料でそこまでしてくれるなんて逆に怪しい…と疑いたくもなりますが、きちんとカラクリがあります。
住宅相談サービスに委託している住宅会社側も宣伝広告費やモデルハウスの維持費を削減でき、
ターゲットにしている客層をピンポイントで獲得することができるのです。
施主側も1つ1つのメーカーを見て回るなんて非効率な探し方をする必要もありませんし、
各住宅会社の特徴を熟知したプロによって自然と最適な1社と出会うことができます。
このように需要側と供給側がまさにWin-Winの関係で家づくりを始めることができるのが
最大の魅力であり、住宅展示場と大きく異なる点でもあります。

無料で相談できるってのはめっちゃすごいな。

後から建築費に案内料や手数料が上乗せされることも一切ありません。
安心して相談できますね。

住宅展示場のこわいところ
住宅展示場で最も気を付けたいのはその場で契約してしまうことです。
ハウスメーカー側にとって展示場内では
同業他社のいわゆるライバルが常に目を光らせているわけですから、
一度つかんだ(来場した)顧客は何としてでも離すまいと思うはずです。
その結果が「この場で契約すれば特別値引」「枠が残り少なく早い者勝ち」といった無理な営業として現れてしまいます。
ただでさえ住宅業界はノルマや契約数の競争が激しい業界として知られています。
顧客側はそれとなく足を運んだつもりでも、思いもよらぬ方向に話が進んでいかぬよう
展示場に行く際はあらかじめ断る勇気をしっかり持って臨んでください。
また、展示されているモデルハウスにかんしても多くの場合
そのメーカーの最高グレード+オプションの数々+高級家具がふんだんに盛り込まれていますので、
「この金額でこんな家に!」と誤った認識を持たぬよう気を付けてください。
モデルハウスと全く同じクオリティの家を建てるのであれば
標準仕様に予算を何百万、最悪の場合何千万も上乗せしなくてはならないことをぜひ覚えておいてください。
相談窓口と住宅展示場の比較
ここからは冒頭で述べた結論の根拠を各項目に分けて検証していきます。
各項目の最後にまとめとして集約化したリストを掲載しますので、
そちらだけでもぜひご覧ください。
1.選択肢の豊富さ

住宅相談サービスのメリットの一つは提携している住宅会社数にあります。
なかでも、「注文住宅の相談窓口」が提携している住宅会社数はなんと驚きの1,477社で
全国的に有名な大手メーカーはもちろん、口コミで広まった地域で有力な工務店までさまざまです。
住宅会社の中には、「広告費を一切かけずに住宅本体に還元する」をモットーに
テレビCMを一切打たないにもかかわらず、その実力だけで高い評価を受けているメーカーもあります。
そんなある種業界に携わった人しか知りえないコアな情報も入手することができますので、
家づくりの知識が全くない方でも安心して相談できます。
何よりいざ「マイホームを建てよう」と思い立っても何から始めたらいいかわからず、
1から勉強して知識を得ていくのは非効率ですので、
どんなことでも気軽に相談できるのはありがたいですね。
実際に筆者も、一見相談しにくいような各住宅会社の比較も相談してみましたが、
項目を精査したうえでわかりやすく説明してくれました。
一方、住宅展示場では会社数は10社程度で、説明や営業に時間がかかりますので
1日で全メーカーを見て回るのは限界があります。
実は住宅展示場のモデルハウスの維持には意外と費用がかかっていて、
建築費はもちろん、いつ顧客が来てもいいように内装や清掃にもたくさんのお金がかかっています。
したがって出店している企業は懐に余裕があり宣伝力のある大手メーカーばかりです。
最初からその中から選ぶつもりなら問題ありませんが
地元有力工務店も候補に入れたい場合はあまりおすすめできません。
・「注文住宅の相談窓口」なら1,477社の豊富な選択肢から選べる
・モデルハウスを持たない形態の住宅会社も紹介してもらえる
・1日で大手メーカー数社の情報を得ることしかできない
・その場で比較して意見を求めることができない

会社の規模だけじゃなくて実力で決めたい人にとってはありがたいな。

全国での数なので店舗ごとに紹介できる数ではありませんが、
それでも住宅展示場よりはるかに多くの住宅会社を知ることができます。
2.顧客へのヒアリング

家づくりにおいて何よりも優先されるべきなのは顧客の要望や予算規模に他なりません。
叶えたいマイホームの夢が何もかたちにならなかったり、
予算を大幅にオーバーしてしまった家では後悔が残り、幸せを感じることができないからです。
住宅相談サービスでは来店すると第一に施主の要望と予算額を丁寧にヒアリングしてくれます。
膨大な数のハウスメーカーを絞り込んでいく材料になるのですから必須ですね。
そこから選ばれた候補たちは顧客の要望や予算から大きくそれることはないでしょうし、
「もう少し価格帯を抑えたい」などの修正も簡単に反映させることができます。
住宅展示場では逆で、顧客の希望よりもどういう会社なのかを説明する営業から話が始まってしまいます。
担当する営業マンもトークスキルを叩き込まれているでしょうから、
話を聞いているうちにどんどん素晴らしいハウスメーカーに思えてきて、
予算不足にもかかわらず「頑張ればなんとか…」と自ら言い聞かせるように契約する方向に進みかねません。
実際に住宅展示場で最初にふらっと入ったモデルハウスの会社で契約を決める方は多いようです。
どうしても建てたい憧れのハウスメーカーがあってモデルハウスを見に行くのなら話は別ですが、
元から描いていた理想像からどんどん離れてしまうのであれば
それは間違ったハウスメーカー選びであると言わざるを得ません。
・ヒアリングをもとに要望と予算を最優先した内容で数社を厳選して提案
・提案内容の細かい修正が可能
・営業の話をこちらが聞きに行くイメージ
・メリットばかり説明されて最終的にそのメーカー以外あり得ないと思ってしまう

プロの話術ってすごいんだな。大きな買い物だから気を付けたいな。

施主の要望を最優先にするのは注文住宅の絶対条件です。
3.中立公正

住宅相談サービスはどのハウスメーカーに忖度することもなく、完全中立公正な立場をとっています。
ある一つのハウスメーカーを猛プッシュするのではなく、あくまで各社の特徴のみを紹介し、
最終判断を施主に委ねるということです。
ハウスメーカー選びでは偏った情報を持ってしまうと、
本当にそこが自分にぴったりなのか正確な判断がしにくくなってしまいます。
住宅会社は星の数ほど存在しますが、どんな会社にも必ず向き不向きがあり、
完璧なハウスメーカーなど存在しません。
この事実を正しく理解しなければ、特定のメーカーのみを信じ切ってしまい、
後になって「こんなはずじゃなかった…」と後悔する未来に繋がってしまいます。
住宅展示場では営業を受けるところからスタートしますので、
どんな不安要素があってもその社のメリットのみで乗り切ろうとします。
比較の材料として他社の名前を挙げても基本的に批判されてしまいますし、
絶対的な自信を持っているプロの営業マンに対して素人の懐疑心など簡単に覆されてしまうのです。
自社製品を売り込む営業をしているわけですから当然なのですが、
そのような場所であることを理解したうえで話を聞かないと危険であることは確実です。
住宅業界の右も左もわからない家づくり初心者にとって
はじめの一歩を踏み出す場所は大変重要です。
その後のベクトルが大きく変わってしまわぬよう気を付けながらスタートさせたいですね。

・中立な立場であくまで各社の特徴を紹介するのみ
・各社の向き不向きをすべて伝え、顧客に最終判断をゆだねる
・自分の会社を選んでもらう必要があるため、基本的に他社製品は批判
・不向きな分野は説明せずメリットのみを紹介

まず出発地点が相談か営業かでぜんぜん違うもんな。

第三者視点で俯瞰して判断してもらえる存在は思ったより大きいです。
何でも聞いて判断材料をどんどん増やしていきましょう。

4.メーカー担当者の質

どれだけ自分にぴったりなハウスメーカーを見つけることができても、
担当者が頼りなければその後の段取りが心配ですよね。
住宅相談サービスでは、ハウスメーカーが決まった後もその会社の中から優秀な担当者を厳選して紹介してくれます。
これは各住宅会社と事前に提携している相談窓口だからこそなせる業であり、
運とタイミングでたまたま巡り合わせた営業マンがそのまま担当者になるよりも安心ですよね。
また、どれだけ優秀な担当者でも一人の人間ですから性格上の合う合わないの問題もありますが、
なかなか言い出しづらい担当者の変更もなんと住宅相談サービスで代行してくれます。
住宅展示場でありがちな光景として入社して間もない見習い社員が管理を任されているケースがあります。
展示場の繫忙期となる週末や休日には優秀なベテラン社員は既存のお客様対応で出払っていることが多く、
なるべく多くの新規顧客を獲得できる場として新人社員が対応を任されているのです。
もちろん最初に営業を受けるその新人がそのまま担当者になってしまいますし、
今後長くお付き合いしていくハウスメーカーに対して担当者の変更を申し出るのもためらいがあります。
「その時その時のご縁を大切にしたい!」
「担当者と一緒に成長したい!」
という方とっては住宅展示場をおすすめできますが、
より確実に信頼できる担当者にお願いしたいのであれば住宅相談サービスがおすすめです。
・ハウスメーカー内での優秀な営業マンを厳選して紹介できる
・自分たちに合わなければ担当者の変更も簡単
・ノルマ達成を目的とした新米社員が担当者になることが多い
・担当者の変更を直接本人に言い出しにくい

一生に一度のマイホームだから敏腕営業マンに担当してもらいたいって思っちゃうな。

ハウスメーカーも組織ですからいろいろな社員がいるのも事実です。
使えるものは使ってしまった方が個人的には良いのかなと思います。
5.万が一の時の対応

あとになって考えてみたら「やっぱりこっちにしておけば…」と気が変わっても
住宅相談サービスであれば住宅会社へのお断りの代行も可能で、
すぐに別のハウスメーカーを提案しなおしてくれます。
一生に一度の家づくりですから焦って決めず熟考したうえで判断したいですよね。
ハウスメーカーの決定は契約書をもって締結されることがほとんどですので、
サインするときは慎重に慎重を重ねて判断しなければなりません。
例えば、住宅展示場で猛烈な営業に押し負けてしまって契約書にサインしてしまったらそれまでです。
家に帰って一晩考えた結果気が変わったとしても
契約を取り消すには違約料として費用が掛かることがあります。
取消の手続きも自分一人で進めなくてはいけませんし、
「やっぱり…」と申し出るのも少し恥ずかしいですよね。
そんな万が一の時の面倒事もまとめて対応してくれる住宅相談サービスが
強い味方としていてくれると安心して今後をお願いすることができます。
マイホームは多くの人にとって生涯で最も高額な買い物ですから、
流れに任せて勢いで決めてしまわず、家族や相談員とじっくり話し合い、
意見をすり合わせながら少しずつ決めていきましょう。
・万が一別のハウスメーカーに乗り換えたくなっても自分の代わりに断ってくれる
・違約金が発生することもなく、すぐに別のハウスメーカーを探しなおせる
・営業の圧に負けて契約してしまったらやり直しが難しい
・取消の作業は自分だけの力しかなく、最悪の場合違約金や裁判に発展することも

こういうもしもの時の措置がちゃんと用意されてるのはさすがだな。

こちらの不安を想定してくみ取ってくれるので相談しやすいですね。

さいごに
以上、住宅相談サービスをおすすめする理由と住宅展示場との比較でした。
いずれの項目においてもこれから家づくりを始める人にとって
本当に必要な情報を与えてくれるのは住宅相談サービスなのではないかと思います。
住宅展示場の役割はあくまでモデルハウスの展示ですので、
間取りや設備のサンプルを参考として眺める場所なのであって
ハウスメーカーを探す場所に適していないのではないかというのが個人的な認識です。
住宅相談サービスの利用にあたっては、
事前に公式ホームページで来店の予約が必要です。
以下のリンクから「注文住宅の相談窓口」または「LIFULL HOME'S 住まいの窓口」の公式ホームページへアクセスし、
予約を取ったうえでぜひお近くの店舗へ一度足を運んでみてください。
きっと家づくりを最も効率的に進められる一歩を踏み出せるのではないかと思います。
・首都圏以外に住んでいる!
・とにかくたくさんの選択肢から最適な住宅会社を選びたい!
・地域密着型の工務店も候補に入れたい!
・優秀な営業マンに担当者として就いてもらいたい!
・ある程度有名なハウスメーカーを中心に選びたい!
・注文住宅だけではなくマンションやリノベーションも視野に入れている!
・家にいながらオンラインでも住宅相談サービスを利用したい!
・講座や書籍で家づくりのことを1から勉強したい!
詳細は別記事にてまとめてありますのでぜひあわせてご覧ください。

無料だし一回話を聞きに行ってみても良さそうだな。

私も実際にハウスメーカーを選んでもらったうえで本当におすすめのサービスです!
ぜひ利用してみてください!
ハウスメーカー選びで押さえておきたいポイントについては、
別記事にてまとめてありますので、こちらもぜひあわせてご覧ください。
コメント