
さいしょに
注文住宅の家づくりで大きな悩みの一つとなるのがオプションです。
標準仕様外で有料となるのですが、どのオプションも魅力的なものばかり…。
「一生に一回の買い物だから」とついあれもこれもオプションを付けてしまって、
見積額がとんでもない金額に…なんてことも家づくりでは本当によくある光景です。
今回は2022年にタマホーム「大安心の家」で実際にマイホームを建てた筆者が
採用してよかったと感じたオプションを、かかった費用順に10個紹介します。
実際の画像やオプション費用も公開しますのでぜひ最後までご覧ください。
- どのオプションを付けたらいいか悩んでいる方
- オプションのイメージがなかなか沸かない方
- タマホーム「大安心の家」でマイホームを検討中の方

車とか結婚式とかでもよく聞くけど、高い買い物には付き物なのな。

オプションの中にはイメージしにくいものもよくあるので、参考にしてください。
1.パントリー


まずはキッチンに採用したパントリー(保管庫)です。
キッチン収納は180㎝サイズのカップボードが標準で付いており
抜群の収納力を発揮してくれているのですが、
「一軒家ならパントリーでしょ!」という筆者の思い込みにより
冷蔵庫の脇に誕生しました。
結果食材をこれでもかと買い込んでも見事に収納でき
収納力をさらに強化することができました。
収納は足りないと後悔しますが
ありすぎて困るものではありません。
間取りに余裕がある方には
ウォークインパントリーなんかも話題のようですが、
一般的な家庭であればこれくらいの大きさでも十分ではないかと思います。
また、わが家は可動式の棚板を採用しており
食材の大きさによって高さを変えることができるので便利です。
かかったオプション費用は約15万円です。

使いきれないほどの収納になってるな。もう少し綺麗だともっといいな。

カラーボックスが不揃いで綺麗じゃないのは成長途中だと思ってください…
2.エコカラット


続いては玄関に採用したエコカラットです。
わが家は玄関に入ってすぐの壁一面にエコカラット
「ストーングレース」のダークカラー色を採用しました。
エコカラットはリクシルから販売されている壁材で
まるで本物の石材のような手触りと、
優れた調湿・脱臭機能が人気の商品です。
これが本当におしゃれでかっこよくて
「1箇所でいいから取り入れたい!」と、
家に入ると目につく玄関の壁に採用しました。
高性能なエコカラットですが、
オプション費用は商品代+取付費で約12万円でした。
壁の面積や商品によっても左右しますが
だいたい1箇所あたり10万円前後かかるとみておくと良いでしょう。
ただ見た目は本当におしゃれになりますし
寝室やトイレなど調湿・脱臭機能が存分に発揮できる場所に取付けるのも素敵ですね。
ネットで調べると、DIYも可能とのことで
自分で取付を行うと安価で導入することもできそうです。

高級感あってかっこいいから使ってる人多いよな。

本当はほかの場所にも取り入れたかったけど予算不足でした…
3.洗面台サイズアップ

洗面台のサイズアップもオプションとなりました。
タマホーム「大安心の家」では洗面台を
750mmと900mmの2サイズから選べるのですが、
広い洗面台にしたいあまり洗面室を無理やり広げたわが家は
オプションとして標準と同じ商品の1200mmサイズを採用しました。
本音を言えばさらに大きい1500mmサイズにしたかったのですが、
そこまで行くと商品自体のグレードを上げる必要があり
予算をオーバーしたためこのような結果となりました。
実際に使ってみると1200mmでもとても広く
大人二人が横に並んでも余裕があります。
平日の朝など家族が洗面室に集中する時間帯でも全く狭くありませんし、
水はねによる壁のカビ発生も抑えることができています。
洗面台は1日に何度も使いますし
広くて清潔な水回りにすることができて満足しています。
オプション費用は約11万円です。

白にして正解だな。

洗面室は壁も床も白系統で統一して清潔感と膨張感を意識しました。
4.深型食洗器


大安心の家では、標準仕様としてシステムキッチンに埋込式の食洗器が付きますが
これをオプションで深型に変更しました。
筆者は今までの住まいでは食洗器を使ったことがなかったのですが、
「食洗器は採用するなら絶対深型にすべき」というネットの情報を信じ、
オプションを選択しました。
実際に使ってみると
一家全員の1日分の食器をまるごと収納することができ、
1階の運転で食器洗いが完了してしまいます。
さらに乾燥機能もついているので、
運転終了後に取り出したときはまるで新品のような食器が出てきます。
恐ろしく便利な食洗器ですが、これまでの手洗い文化が身に染みている筆者は
少量であればいまだに手で洗うこともあります。
大家族であれば重宝すること間違いなしの家電ですし
埋込式は後で変更ができませんので深型を選択されることをおすすめします。
オプション費用は約6万円でした。

ほんと便利な時代になったな。家事がどんどん減っていくな。

時は金なり。家事の時間を他に充てることができれば導入の価値はあります。
5.浴室ワイドミラー

5つ目は、浴室内の鏡をワイド(横長)タイプにしたオプションです。
浴室の広さを標準内最大の1621サイズにしたためとても広いお風呂にできたのですが、
横長の鏡にすることでさらに開放感のある浴室を実現することができました。
浴室のメーカーはフラットラインLEDとマグネット壁面が売りの
パナソニック「オフローラ」を選択しましたが、標準内の別メーカーでは
このワイドミラーをオプションではなく無料で変更できる商品もありました。
わが家はオプション扱いとなってしまいましたが
照明や機能、デザインも含めて
理想の浴室を作り上げることができました。
「とにかくお風呂を広くしたい!」という方にはおすすめのオプションです。
オプション費用は約4万円です。

鏡を横にするだけでちょっといい風呂に見えるもんだな。

浴室全体を反射してくれるので実際より広く見えます。
6.キッチン下がり天井

続いてはLDKのキッチン部分のみ天井を下げたオプションです。
キッチンにあたる面積部分だけを通常の天井より10㎝下げ、
木目調の壁紙を貼ることでダイニング空間と差別化しました。
設計時にネットで調べた様々なお家のおしゃれな下がり天井の画像をハウスメーカーに持参し、
「こういうキッチンに憧れてるんです!」とお願いしました。
結果的にイメージ通りのおしゃれなキッチンにすることができましたし、
木目調の色味も床の柄とマッチしていて採用してよかったと思いました。
オプション費用は約3万円です。

機能的には全く必要ないけどこういう家増えてるよな。

真っ白になりやすい天井のアクセントになって空間にメリハリが出ますよ。
7.浴室片開き戸


7つ目は浴室の扉を折れ戸から方開き戸へ変更したオプションです。
折れ戸とはアパート等でよく見かけるこのようなタイプの浴室扉で、

これまでの長いアパート生活の中で何度もカビに苦しめられた扉でした。
マイホームをきっかけに「脱!折れ戸」を果たしたく
オプションとして片開き戸を採用しました。
結果としてはやはり折れている溝がない分汚れがたまりにくく
浴室の入口を清潔に保てています。
生涯お世話になるであろうお風呂ですので
いつまでも清潔で保てるようにしたいですね。
オプション費用はこちらも約3万円です。

折れ戸はコンパクトだけど汚れが掃除しにくいよな。

ここだけはどんな料金だろうと折れ戸意外にしようと決めていました…!
8.リモコンニッチ

8つ目は壁をくぼませて空間を作るニッチです。
わが家は給湯器・インターホン・キーフック・照明スイッチを1つのニッチに集約し
リモコン類の出っ張りを解消しました。
こうしてリモコンを集約することで
ほかの壁を綺麗に見せることができますし
誤ってリモコンの角に身体をぶつけてしまうこともありません。
三角と資格を組み合わせて家のかたちにしたり
底面に木材シートを採用したところも気に入っています。
生活するうえでは必須ではありませんが、
見た目をすっきりさせ、かわいい空間を作ることができました。
かかったオプション費用は約2万円です。

なかなか巨大なニッチだな。

足りなくなるよりはいいけどかなり存在感あるニッチになってしまいました…
9.壁面下地補強(壁掛けTV)

続いては、壁掛けテレビのために採用した壁面の下地補強です。
わが家はリビングのテレビを壁掛けにしたかったため
金具を取り付けるために壁面の補強は必須でした。
壁掛けテレビに関しては賛否両論ありますが、
リビングのメイン空間をどうしてもおしゃれにすっきり見せたい!
という筆者の強い要望により壁掛けテレビを採用しました。
重量のある大型テレビを支えるには同じくらい重い取付金具が必要で
それらを支えるには壁面の強度を補強しなくてはなりません。
具体的にはねじを支えるために一般的な石膏ボードではなく
強度のある木材を骨組の段階から組み込み、裏側からテレビを支えます。
下地を補強した結果、
テレビが宙に浮く壁掛け空間を実現することができました。
わが家ではさらにテレビボードも壁掛けにしたため
テレビ周辺が全体的に浮き上がっていて非常に気に入っています。
テレビボードはmarginのフロートテレビボードを採用しました。
こちらもデザインが最高におしゃれでおすすめです。
下地補強にかかったオプション費用は約2万円です。

壁掛けテレビにするにはいろいろ準備が必要なんだな。

壁掛けテレビはいかに配線を見せないようにするかが勝負。壁内にしまうの大変でした…
10.風呂ふたフック三点止め

最後は風呂ふたを収納しておくフックを一点止めから三点止めへ変更したオプションです。
一見地味なオプションのように思われるかもしれませんが、
標準の一点止めのフックですと、
このように風呂ふたが浴槽に触れてしまいます。

これを三点止めにすることにより、風呂ふたを宙に浮かせて収納しておくことができ、
とても清潔的です。
また、風呂掃除の邪魔にもなりませんし、
安定感も抜群で低コストですのでオプションによる採用をお勧めします。
オプション費用は約5千円です。

金額がくっと下がったな。

低コストでも効果絶大です。自作もできそうですね。
さいごに
以上、タマホーム「大安心の家」で実際に採用してよかったオプションを
コスト順でまとめてみました。
注文住宅の標準仕様はハウスメーカーによって様々ですが、
ほとんどの場合かゆいところに手が届かない状態であることが多く、
それを補うかのようにオプションが設定されています。
なくても生きてはいける、けれどあったら理想に近づく。それがオプションです。
せっかくの家づくり、何においても妥協はしたくないものですが、
予算との兼ね合いもあります。
あまりにオプションを付けすぎた挙句、
数百万単位でコストが上がってしまったという話もよく耳にします。
それほどまでにオプションとは施主を魅了するものなんです。
一つ一つのオプションに惚れこんでしまって
本来イメージしていた自分の生活像が崩れてしまわぬよう
基準をしっかり持ちながら選択していきたいですね。

塵も積もれば山となる。財布のひもをしっかり握ろうな。

「あったらいいな」ではなく、「なくてもいいかな」で判断しましょう。

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