さいしょに

子どもをのびのびと育てたい!という思いからマイホーム購入を検討する方は多いのではないでしょうか。
確かに、持ち家となれば賃貸よりも広い室内で遊ばせてあげることができますし、
泣き声や走り周る音でお隣に迷惑がかかることもなく
賃貸に比べて圧倒的に自由な環境でのびのびと子育てをすることができますよね。
そこで、今回はそんな子育て世代でマイホームを考えている方向けに、
毎日の生活がさらに楽になるマイホームで採用したい住宅設備や間取りを紹介します。
せっかくのマイホームですから、子供のためにできることはしてあげたいですよね。
必須な設備というわけではありませんが、参考までに情報として知っておいて損はないかと思います。
ちなみに、筆者宅は現在妻と2人暮らしで子どもはいませんが、
現役保育士である妻の意見を採用し、可能な限り子育てに適した家づくりを進めてきました。
わが家の実際の写真も紹介しながら説明しますので、ぜひ最後までご覧ください。
- 子育て中でマイホームを検討している方
- 将来的にお子さんをお考えの方
- なるべく子育てでストレスを抱えたくない方
- 子どもファーストな家づくりを目指している方

子育て世代は仕事に家事に育児にと本当に大変だよな。

注文住宅の住宅設備をうまく活用して少しでも楽になってほしいと思います。
1.ファミリークローゼット

まずお勧めしたいのがファミリークローゼットです。
家族全員で共有できる収納スペースのことを差し、1階のリビングや洗濯室付近に設けられることが多いです。
一般的なクローゼットは寝室や子供部屋などの各部屋に1つずつ設置しますが、
この収納を生活のメイン部分である共用部に採用します。
ファミリークローゼット最大のメリットはなんといっても家事動線の効率化です。
洗濯室やバスルームの近くに置けばバスタオルなどをそのまま収納でき、
重くてわずらわしい洗濯物の運搬から解放されます。
水回り関係の掃除道具なども収納できますし、ほとんどの家事が
ファミリークローゼットを中心に完結してしまいます。
他にもリビング付近にあることで子どものおもちゃの収納場所として活用し、
その分リビングをスッキリさせることができますし、
スーツやコートなどの衣類も帰宅後すぐに着替えることができます。
また、ウォークスルー式にすることによりさらに無駄な動線を削ることができます。
筆者宅でもウォークスルー式ファミリークローゼットを実際に採用しています。

このような間取りで両方から出入りすることができ、使い勝手の良さを日々実感しています。
特に洗濯関係で家中を歩き回ることがなくなったので、
とにかく家事負担を軽減したい方にはおすすめの設備です。
家事と育児の両立から少しでも解放されるかもしれません。
2畳ほどの収納が確保できる面積があれば採用できますので、間取り決めの際にぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
なお、後付けで通路に収納棚を設置することで
ファミリークローゼットのような効果が期待できる商品もあります。
家の中にデッドスペースがあればうまく活用していきたいですね。

あまり考えたことなかったけど、洗濯と収納の相性は抜群なんだな。

家事ラク動線を優先するのであれば非常におすすめです!
リビング近くにあればいろんな用途に使えて汎用性も◎です。
2.玄関土間の拡張

玄関土間を広くすると様々な用途に活用できます。
使い道として特におすすめしたいのがベビーカー置き場所です。
意外と大きいわりに外で使う道具ですから、できればそのまま綺麗な部屋の中に入れるのは避けたいですよね。
お子さんを抱えているママにとってはいちいち車輪を拭いている時間もないでしょうから
置き場として土間を活用してみてはいかがでしょうか。
一軒家は基本的に賃貸よりも土間面積は広いですが、
ある程度靴を並べたり履いたりするスペースも当然必要ですので
標準よりも1.25倍ほど広めに確保しておくと安心です。
また、子供が成長しても部活用具など成長の各シーンに合わせた使い方ができます。
屋内と屋外の境界線である土間を有効活用して子育てに専念したいですね。
さらに、拡張した土間内に境界壁を設けることにより、
来客からの視線防止と収納・靴着脱スペースの住み分けに役立ちますのでぜひ参考にしてみてください。

外に置きたくないけど部屋にも入れられないものって案外あるんだよな。

ベビーカーのほかにもお子さんの三輪車や、汚れた服の一時保管場所としても使えます。
3.回り階段

小さなお子さんがいらっしゃる場合は回り階段が安全でおすすめです。
仮に2階から転落したとしてもすぐに壁がありますので、
大きなけがに繋がりにくくなります。
最近は吹き抜けを活用したおしゃれな直線階段がトレンドとなっていますが、
万が一の際も被害を最小限に抑えるよう転落防止の措置が必要です。
お子さんに限らず、大人でも夜中の階段は危険が伴いますし、
将来的に高齢になった際に使うことまでも想定すると
安全な回り階段を採用すると良いでしょう。
また、手すり部分をシースルーにすることによって抜け感を演出している階段も多く見かけますが、
お子さんが小さい頃だけでも後付けの転落防止ネットを取り付けることをおすすめします。
子どもの行動は予測できずいつでも危険がいっぱいなので
可能な限り対策していきたいですね。

まっすぐのほうがおしゃれかと思ってたけどデメリットもあるもんだな。

直線階段に比べると省スペースで配置できるのも回り階段のメリットです。
間取りにうまくはめ込んで面積を最大活用しましょう。
4.キッチン通路幅を広げる

注文住宅ではキッチンの通路幅も思いのままに調整することができます。
通路幅とは一般的なI型キッチンの場合、ワークトップ(調理台)から
背面のカップボード(食器棚)までの距離のことを差します。
一般的にはこの幅が約90㎝程度とされていますが
120㎝程まで広げると楽に人がすれ違うことができます。
これにより冷蔵庫を開けていても料理の邪魔になることはありませんし、
お子さんと一緒の料理も広々と行うことができます。
実際に筆者宅では通路幅を130cmに設定しましたが広すぎるということはなく、
ゆとりを持ってキッチンを使えています。
しかし、ちょうどいいと感じる通路幅は実は人によってそれぞれです。
一番おすすめなのは、水回りメーカーのショールームに行き、実際の通路幅を体感してみることです。
こればかりは建ててしまってからでは元に戻せませんので、
自分の体で実際に立ってみてから幅を決めてみてください。
タカラスタンダードは全国各地に約170箇所ものショールームを展開していますので、
お近くの店舗に予約をとってぜひ体感してみてください。


幅の間隔は盲点だったな。こんなところまで調整できるんだな。

あまり広げすぎるとカップボードから食器が取り出しづらくなってしまいますので、
130㎝位を限度に考えてみてください。
5.リビングのフリースペース

子育て世代の方ならば、リビングに「何も置かない空間」を作っておきましょう。
一見もったいないと思われるかもしれませんが、
生活の中心部に余裕があると生活の変化に柔軟に対応できるようになります。
お子さんが小さいうちはベビーサークルはもちろん、
成長に合わせて畳風のジョイントマットを敷いて和室仕様にしても良いですし、
キッズテントで秘密基地風インテリアを楽しむこともできます。
キッチンとの直線状にあれば料理中でもお子さんから目を離すことがなく安心ですし、
広い遊び場があれば何よりお子さん本人が毎日のびのびと遊ぶことができますよね。
わが家があえて採用しなかった設備の記事にも掲載しましたが、筆者宅では和室を採用せずに
その分のスペースをリビングとして活用しました。
間取りを自由に設計できる注文住宅だからこそ叶えることができました。
広いリビングの一角をフリースペースとして設け、
使い方に制限されず自由に活用してみてはいかがでしょうか。

今はいろんな商品があるから使い道は無限大だな。

たとえ何も置くものがなくてもリビングを広く見せる効果もあります。
さいごに
以上、子育て世代におすすめの毎日がぐっと楽になるマイホームの住宅設備5選でした。
子育てに奮闘されている親御さんは毎日が試行錯誤で苦労を感じる場面も多くあるかと思います。
本当にお疲れ様です。
そんな頑張るママ・パパに寄り添い、背中をそっと押してくれるのが家の存在です。
子どもの成長は一瞬一瞬がかけがえのないものですので
親としてできる限りのことはしてあげて後悔のないようにしたいですよね。
ぜひ自分の負担が最も軽減されそうな方法を一番に優先して住宅設備を検討してみてください。
また、お子さんのために採用した設備が、長い目で見ると自分たちの老後にも役立つことが多々あります。
長い人生、あらゆるステージで柔軟に活用できる家づくりをすることで
様々なシーンで安心感を得ることができますので、
家自体も家族の一員ととらえていっしょに成長できるよう工夫したいですね。

大変ながらも自分の満足いく環境で子育てをがんばってほしいな。

お子さんを優先して家づくりを始める時点で素晴らしい親御さんだと思います!
それがまわりまわって自分のためにもなりますのでぜひ検討してみてください。

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