タマホーム「大安心の家」の壁紙はオプションいらず!サンゲツのおすすめ品番と実際の雰囲気を画像で紹介!

さいしょに

家づくりを進めるなかで悩ましい選択となるのが壁紙選びです。

壁紙は部屋のコンセプトカラーを決める大きな要素で、壁紙の配色により部屋の雰囲気がガラリと変わってしまいます。

そんな大切な壁紙選びですが、ほとんどの場合決めてしまったらそう簡単に変更できない分野にもかかわらず、

サンプルはカタログでしか確認することができないため、壁一面に貼った時のイメージがしにくいという難点があります。

そこで今回は、タマホーム「大安心の家」で実際にマイホームを建てた筆者が2022年時点で採用した

サンゲツの壁紙の型番を、実際に貼った壁の写真とともに紹介します。

小さなサンプルだけでは伝わらない壁全体の配色がイメージできるよう細かく説明しますので、

タマホームで家づくりをしている方に限らず、

壁紙に少しでも興味のある方はぜひ最後までご覧ください。

この記事はこんな方におすすめ
  • タマホーム「大安心の家」でどの壁紙にするか迷っている方
  • 壁紙の配色で悩んでいる方
  • 柄付き壁紙やアクセントクロスを検討中の方
しろくま
しろくま

カタログとかインスタに載ってるようなおしゃれな壁紙選びがしたいよな。

もなか
もなか

「同じ壁紙を使えば同じ部屋になる」と簡単にいかないのが壁紙選びの難しいところです。

壁紙の性質や実際の施工例から少しずつでも理解していきましょう。

壁紙の三原則

壁紙には知っておくべき三原則があります。

壁紙を考える際はこの原則が非常に重要になってきますので、

ぜひ性質をマスターしてから壁紙選びを行っていただきたいと思います。

面積が広いほど明るく見える

色には面積が広いほど明るく見える面積効果と呼ばれる性質があります。

壁紙選びはこの効果による影響が最も強いといわれています。

ハウスメーカーのサンプルで見た時よりも、何十倍もの大きさで壁一面に貼った時の方が

同じ色でも薄く見えてしまうのです。

サンプルの小さい面積で見比べて、配色に微妙な変化を持たせたくても、

実際に壁一面に貼ったらほとんど同じ色になってしまうことがよくあります。

サンプルからカラーパターンを選択するときは、実際の壁では薄く見えることを念頭に置いて配色を決定するように心がけましょう。

暖色と寒色

暖色系、寒色系という言葉をご存知でしょうか。

私たちが色そのものを見た時に感じるイメージのようなもので、

赤っぽい系統が暖色系青っぽい系統が寒色系と呼ばれています。

この色覚効果をうまく使えば、温かみのある部屋やクールでかっこいい部屋の雰囲気を作り出すことができます。

壁紙の配色を決める時は、各部屋の用途も考えながら暖色と寒色による雰囲気の変化を感じさせるよう意識してみましょう。

照明や素材による変化

同じ色でも、照明の当たり具合や壁紙の素材によって色の印象は変化します。

上の画像はわが家の壁紙を撮影したものですが、全く同じ品番の壁紙にもかかわらず、

照明の当たり具合によって違った色に見えることがわかります。

また、壁紙はビニール・織物・無機質など素材に関しても多岐に渡っており、同じ色でも見た時の印象が変わってしまいます。

本当はここまで考えて配色を決定したいところですが、

正直なところ数多ある壁紙の中から色の変化まで想像することは難しいと思います。

照明や素材の変化に関しては「そんなこともあるんだ」程度で可能性とあして覚えておいてください。

しろくま
しろくま

ひとことで壁紙といっても奥が深いんだな。

もなか
もなか

壁紙選びでは多くのハウスメーカーに専属のカラーコーディネーターがいるほど難しいです。

短壁紙選びの短い時間ですべてを理解しようとせず、頭の片隅にだけ入れておきましょう。

メーカーは「サンゲツ」がおすすめ

タマホーム「大安心の家」の壁紙選びでは、まずトキワ・シンコール・サンゲツの3社のカタログの中から1冊を選択します。

カタログには壁紙のサンプルが大量に掲載されているのですが、

そのカタログ内であれば追加費用なしで何種類でも好きな場所に好きな壁紙を選ぶことができます。

柄付き壁紙やアクセントクロスの数も制限がなく、

極端に言えば天井を含めるすべての壁を変えることができるのは選択の幅が広がってありがたいですね。

全社のカタログを見せてもらいましたが、コンセプトカラーにしたかったグレーのパターン色が多かったことから、わが家はサンゲツを選びました。

サンゲツはカーテンメーカーとしても有名で、テレビCMなどで唯一名前を知っていたためという理由もあります。

今回はそんなタマホームサンゲツカタログから実際に選んだ壁紙を紹介していきます。

しろくま
しろくま

まずここでどれにしようかで迷っちゃいそうだな。

もなか
もなか

三社とも内容に大きな違いはないので、好みの壁紙がある会社のカタログを選んで大丈夫です。

実際の壁紙一覧

それではわが家が採用した壁紙の品番と場所を紹介していきます。

採用した壁紙一覧は以下の通りです。

間取り別で一か所ずつ写真を混ぜて詳しく見ていきましょう。

各壁紙の品番はTAH-から始まる4桁の数字となっていますが、ここからは便宜上TAH-を表記せず4桁の数字のみの表記とさせていただきます。

また、クッションフロアの品番も同様に下5桁の数字のみの表記としますのでご留意ください。

リビング・玄関

玄関やリビングなど家の主要部分の天井と壁には2043を採用しました。

空間を広く見せるためにわが家は各部屋で白を基調としていますが、

この品番は白の中で唯一塗り壁風のデザインで気に入ったため決めました。

実際には壁紙なのですが、へらでコンクリートを塗ったように見えるのでおすすめです。

模様は統一性がなくランダム柄ですので光が反射するとある程度離れていても模様が見えます。

天井にもこの品番を使用しましたが、壁と同色なので違和感を感じることもなく満足しています。

キッチン

LDKキッチン部分の壁にはグレーでコンクリート風の2021という壁紙を採用しました。

わが家のキッチンはリクシル「エーエス」のグレージュスタッコという色をキッチン収納とカップボードに採用したことから、

キッチン周辺をグレーで統一したいという希望がありました。

サンゲツのカタログ内で最もキッチンのグレーに近い色を探したところ、この品番となりました。

結果としてはキッチンの色と壁紙がよくマッチし、理想通りの空間配色とすることができました。

同室内でエリアごとに色を変えるのは勇気がいりましたが、思い切って変更してよかったポイントのひとつです。

同じLDKの一室ですが、白を基調としたリビングエリアと比べると色が大きく違うことがわかります。

また、この品番はアクセントクロスとしてリモコンニッチの背面にも採用しました。

ニッチは形にこだわって家型にしたので、背景をグレーにすることでより存在感を増すことができました。

加えて、キッチン部分の天井はオプションとして下がり天井を採用しました。

下がり天井部分には木目調の壁紙2022を採用し、天井に木材を使用している雰囲気を演出しました。

壁紙は無機質や布系の素材が主流ですが、木目調の壁紙は木のテイストを気軽に取り入れることができるためおすすめです。

洗濯室・ファミリークローゼット

洗濯室と隣接するファミリークローゼットには2029と2001という2つの品番を採用しました。

2029はリビングと同じ白色ですが、より明るい白で洗濯室の清潔感をイメージしました。

青系統の2001ライニングと呼ばれる台座スペースより下に採用し、

こちらも洗濯のイメージで水色に近い色を選びました。

この2区画はわが家で唯一のを取り入れた場所になっており、寒色系統の空間に仕上げました。

洗面室

洗面台が置いてあり、脱衣所も兼ねている洗面室にはファミリークローゼットで採用した

明るい白色2029を使いました。

洗面室のメインとなる洗面台がリクシル「MV」のグロスホワイトという光沢のある白色のカラーを選んだため、部屋全体を白で統一しました。

洗濯室と同様に白は清潔感を与えてくれますし、全面白色にすることで、視覚効果により部屋を広く感じることができています。

クッションフロア

タマホーム「大安心の家」の壁紙選びでは標準内

洗面室とトイレを通常の床材よりも柔らかく撥水性のあるクッションフロアに変更できます。

壁紙と同じカタログ内にクッションフロアも掲載されており、そこからであれば追加費用なしで採用することができました。

洗面室に使用したのは15084という品番です。

柔らかい床材にもかかわらず、サンゲツのクッションフロアは石材のようなデザインのものが多く、

洗面室には大理石風の品番を選びました。

大理石の床はまさに高級住宅という感じがして憧れはあったのですが、

予算上とても採用するわけにはいかなかったので、クッションフロアでもその雰囲気を感じられ、ありがたく思っています。

洗面台付近なので水滴が床に落ちがちですがクッションフロアのおかげでサッとふき取ることができ、機能面でも満足です。

1階トイレ

続いて1階のトイレですが、2052と2008というグレー系統の2色を使い、落ち着いた空間としました。

接写で撮影すると白色のようにも見えますが、下の写真のように

真っ白の便座と比べると全体的にグレー色の空間になっていることがわかります。

トイレは明るく派手にせずに暗めの色でリラックス感を出したかったため、品番の選択に後悔はないのですが、

あえて言えば、アクセントクロスとして取り入れたより暗い2008の壁紙を

紙巻き器側ではなく便座背面に採用すればよかったなと思っています。

背面だと便座に座った時にせっかくのアクセントが視界に入らないからという理由で紙巻き器側にしたのですが、

トイレに入った時にやはり違和感を覚えます。

このような比較的狭い空間では、壁紙個々というより全体の印象が先に伝わるようですので、

トイレにアクセントクロスを取り入れる際は便座背面に採用することをおすすめします。

クッションフロア

トイレのクッションフロアは15082という品番を選びました。

こちらも洗面室同様石目調のデザインとなりますが少し赤みがかった色合いです。

壁のグレー系ともよく合っており、石目を感じられておすすめです。

洗面室とトイレは隣接していますので、前述したクッションフロアと比較するとこのような雰囲気になります。

階段

1階から2階に上がる階段の壁紙です。

回り廊下の一面にキッチンで使用したグレーの品番2021を採用しました。

階段にアクセントクロスを貼るのは好みが分かれそうですが、

単調な白にメリハリをつけることができ、思い切って採用してよかった箇所の一つです。

アクセントクロス以外の壁紙はこの後紹介する2階部分の白色のメイン壁紙を使っています。

ホール・2階メイン

2階のホール部分と各部屋のメイン壁紙は2033という品番の白い壁紙です。

1階のメインで使用した塗り壁風2043を2階でも使おうか迷いましたが、

若干ではあるものの柄入りのクロスを家全体に使うことへの抵抗と、

別の白色を使ってみたい気持ちから2階は品番を変更しました。

2階は使用目的のほとんどが寝室ですので柄は入れずシンプルに、明るさも1階より抑え目な白色を採用しました。

主寝室

2階主寝室のメインは先ほどの品番2033、アクセントクロスとして1階のトイレで採用した濃いグレーの2008を採用しました。

アクセントクロスの場所はベッドの頭側に設定し、寝室らしい落ち着いた雰囲気を作り出せました。

主寝室内で面積が最も大きい壁のため、アクセントクロスといえど存在感が強く、

大人っぽい締まった寝室となり、個人的に大変気に入っています。

ウォークインクローゼット

主寝室内にあるウォークインクローゼットの壁紙です。

全壁面をキッチンで使用したグレーの2021にし、天井のみを2033の白色を使ってみました。

ウォークインクローゼットは衣類の収納が主な用途になるため、

壁紙に関してはそこまで神経質になる必要はないと判断したため、好みだったグレーの配色をふんだんに使いました。

入居してからもこの部屋の壁紙に関して意識することは少なく、

好きな色で遊ぶことのできる数少ない空間ではないかと思います。

書斎

子供部屋クローゼット

2つあるうちの子供部屋は将来どんな好みにも染めることができるように、

前面に2階メインの白色2033を採用しました。

一方で、何から何まで同じ色で統一してしまうと、どうしてもアパート感が出てしまいもったいない気持ちがありました。

そこで、各部屋についているクローゼット内の壁面をグレーの2021に変更しました。

普段は見えないところで特別感を出すことができるし、主寝室のウォークインクローゼットと同じ品番を使ってリンクすることもできました。

このようなピンポイントの細かい壁の色まで自由に変更でき、改めて注文住宅の自由度の高さに感動したことを覚えています。

2階トイレ

最後に2階のトイレについて紹介します。

メイン壁紙は1階トイレと同じグレー系の2052を採用し、

アクセントクロスとしてここだけにチャコールグレーの品番2020を使ってみました。

2020はアスファルトのような色合いでうっすらスクエアの模様も入っており、わが家で最も黒に近い壁紙です。

やはろ濃い色は存在感が強く室内も引き締まって見えますが、

2階は1階のトイレと違いタンク付きのタイプですので便座の白とうまく中和しました。

また、便座背面にアクセントクロスを配置したため、全体のバランスを整えることもできました。

クッションフロア

2階トイレのクッションフロアは1階トイレと同じ品番15082を採用しました。

メイン壁紙とクッションフロアが1階のトイレと同じ品番を使っていますが、

アクセントクロスの位置壁面積によって入った時の印象が多きく変わることを入居してから学びました。

トイレのような狭い部屋の壁紙配置は慎重に検討することをおすすめします。

さいごに

以上、タマホーム「大安心の家」で実際に採用した壁紙についてでした。

カタログに載っている全種類を紹介することはできませんでしたが、

わが家で取り入れた壁紙は全体のほんの一部です。

また、筆者はシンプルな壁紙で家全体に統一感を持たせたかったため、同じ品番の壁紙を複数個所で取り入れましたが、

部屋ごとにテイストを変更したい方はもっと多彩に壁紙を選ぶこともできます。

一方で、完成の時点で柄物の壁紙を使いすぎると印象が固定されてしまって、

飽きが来てしまったときに対応しづらいというデメリットもあります。

かといって無機質なマイホームもさみしいですし、壁紙は家の印象を左右する重要な要素となります。

壁紙選びの際はサンプルを見て直感で即決するのではなく、

家族やカラーコーディネーターと十分に検討を重ねたうえで決定していただければと思います。

しろくま
しろくま

ワントーンでまとめるもよし、カラフルにするもよし。壁紙選びは自由で楽しいな。

もなか
もなか

まず家全体のテーマを決めてしまうとスムーズに壁紙を選ぶことができます。

家づくりの醍醐味でもあるので楽しんで壁紙を選びましょう

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プロフィール
もなか

某地方都市在住HSP気味29歳会社員。
妻と二人で暮らしています。
2022年にタマホーム「大安心の家」でマイホームを建てました。
家が建つまでたくさん悩んで苦しんだ経験をもとに、
家づくりに役立つ情報を発信します。

施主目線で実際の家の中の写真もどんどん公開していきますので、
注文住宅を検討中の方はもちろん、
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