【外観】ローコスト系住宅が安っぽく見えてしまう原因5選!マイホームを高見えさせるポイントとは?

さいしょに

一般的な大手ハウスメーカーと比較すると建築費を大幅に削減できることから

若い世代を中心に人気なのがローコスト系住宅メーカーですが、

一方で、建築費を抑えるがためにどうしても家の外観が安っぽく見えてしまうというデメリットもあります。

外壁材などの外観決めは生活に直結する分野ではないので軽視しがちですが、

その家の雰囲気を象徴し、第一印象に大きく関わる部分ですので大変重要です。

せっかく設備にこだわった注文住宅を建てるのに、外観をコストダウンしすぎた挙句、

どこにでもあるようなチープな見た目に仕上がってしまっては意味がありません。

実際に家が完成してからでは外観を変更することは難しいので、できる限り事前に知識を持って対策しておきたいですよね。

そこで今回は、タマホーム「大安心の家」で実際にマイホームを建てた筆者が、安っぽい外観にならないように注意したポイントと、

コスト面から採用せざるを得なかったが、完成してみると安っぽく見える原因

となってしまった後悔ポイント実際の画像事例とともに紹介します。

ローコスト系住宅メーカーの安さに惹かれて購入を検討している方や、

外観決めでお悩みの方にとっては参考となる内容かと思いますので、ぜひ最後までご覧ください。

この記事はこんな方におすすめ
  • ローコスト系メーカーでの家づくりを検討している方
  • 家の外観が安っぽく見える原因を知りたい方
  • 外壁材など注文住宅の外観決めでお悩みの方
しろくま
しろくま

家の知識が何もなくてもなんとなく高そうな家ってわかるよな。

もなか
もなか

家や土地の大きさなども関係してきますが、今回はシンプルに外観に特化したポイントを見ていこうと思います。

1.外壁材

外観の印象を大きく左右する要素はやはり外壁材の種類です。

大手メーカーの主要な外壁材であるタイル吹き付けに対し、ローコストメーカーは窯業系外壁であるサイディングがよく用いられます。

安価であることから量産され、多くの住宅に採用されているため、

高級な外壁材と比べると、どうしても見劣りしてしまうのは事実です。

また、一般的なサイディングにはコーキングと呼ばれるゴム製のつなぎ目ができてしまい、こちらも外観の印象を大きく左右する一因となっています。

サイディング外壁は既定の大きさの外壁材を組み合わせることにより施工しますので、

外壁材同士を連結させる接着剤のような役割を果たしています。

コーキング部分はゴムであることから外壁材そのものよりも劣化が早く、

約10年ほどでメンテナンスが必要となってしまうのもデメリットと言えます。

一方で、サイディングには価格を抑えられる他にも、色や柄などのバリエーションが豊富で、

数多くの商品の中から自分の好みに合った見た目を選択することができるというメリットもあります。

サイディング外壁は多くの住宅に採用されているため商品の種類も豊富ですが、

選ぶポイントとしてより厚みがある商品を選択することで、重厚感のある見た目に仕上げることができます。

筆者宅の外壁材はケイミューという外壁メーカーの光セラ18というサイディング外壁材を採用しました。

タマホーム「大安心の家」の標準仕様で選択することができた商品です。

厚さは18㎜と一般的なサイディング外壁に比べると厚みがあり、

レンガ調や木目調など様々な柄やカラーが用意されていました。

わが家が採用したカラーは2色で、メインとして「カルナック マックスチタンブラック」

アクセントとして「アルティエ ガーデンチタンスモーク」という色を選択しました。

黒を基調とした外観に仕上げたかったため個人的には大変満足していますが、

サイディングがローコストメーカー特有の安っぽさの要因になってしまっていることは事実として認識しておきましょう。

しろくま
しろくま

種類がたくさんあるのはありがたいけど、他との差別化は難しいんだな。

もなか
もなか

サイディング外壁はローコスト系メーカーの宿命と言っても過言ではないかもしれません。

2.外壁凹凸

続いても外壁についてです。外壁に凹凸を持たせることで外観にメリハリをつけることができます。

ローコスト系メーカーの家はどうしても真四角になりがちですが、

凹凸のない外壁はさらにのっぺり感を助長してしまいます。

単調な見た目はどうしても安っぽく見えてしまいますし、

柄の違う外壁同士だと見た目に違和感が出てしまいがちです。

外壁に2種類以上のカラーを取り入れる場合は、色ごとに凹凸をつけてメリハリを持たせるようにしましょう。

しかしローコスト系メーカーで外壁に凹凸を取り入れるのは、多くの場合オプション扱いとなってしまいます。

筆者宅も外壁のアクセント部分に凹凸を持たせ、前面に立体性を持たせましたが、

その分外壁材が多く使用されるため、オプション費として9万円ほどかかりました。

どうしてものっぺりとした外観を避けたかったため後悔はしていませんが、

ローコスト系メーカーで外観を考えるうえでは覚えておいて損はないポイントです。

しろくま
しろくま

でこぼこを付けるのにもお金がかかってしまうんだな。

もなか
もなか

外壁の面積にもよりますが、だいたい10万円前後は見ておいた方がよさそうです。

3.窓の大きさ

高級住宅と呼ばれる大手メーカーでは大きな窓をPRしていることが多くあります。

確かに、が大きいだけで家に高級感を生み出すことができるのは事実です。

ローコスト系メーカーでは窓が既定の大きさに定められていることが多く、

それ以上の大きさにするためには別途オプション費がかかる場合がほとんどです。

わが家は既定サイズの窓を使い、大きさは変更しませんでしたが、

縦すべり出し窓を各所に採用し、外観に統一感を持たせました。

様々な形の窓が点在するよりもまとまって見えますし、縦長の窓はスリムな視覚効果を与えてくれます。

本音としてはやはり大開口部の大きな窓にあこがれはありましたが、

オプションとして採用するほどの強いこだわりがなかったため、この窓配置で満足しています。

また、縦すべり出し窓には外観のほかにも機能面においても様々なメリットがあります。

詳細は別記事にてまとめてありますので、こちらもぜひあわせてご覧ください。

しろくま
しろくま

いろんな窓があるから工夫しておしゃれな外観にしたいな。

もなか
もなか

窓が大きいことで断熱性や気密性の低下といったデメリットもありますので、

一概に大きければいいというわけではないようです。

4.屋根材・軒

屋根に使う材料や、外壁よりも突き出ている屋根の端部分である軒(のき)の存在も家の印象に影響します。

ローコスト系メーカーの特徴として、ガルバリウム鋼板という金属の屋根材を使い、

軒を削ることにより正方形のような外観になる軒ゼロハウスがよく見られます。

屋根材といえば古くから日本で伝統的に使用されているが有名ですが、近年は強度や安全性の面からガルバリウム鋼板が広く普及しています。

一方で、大手ハウスメーカーの中にはあえて高性能な瓦を採用することで、

瓦が持つ独特な存在感や重厚感をPRしているメーカーもあります。

また、大手ハウスメーカーがモデルハウスとして宣伝している家は、どれもが大きく出っ張っていますので

同じ材料でできた屋根であっても「大きい軒=高そうな家」として認知されている印象です。

筆者宅はまさに前述した軒ゼロハウスとなっています。

こちらに関してもし大手メーカーと同じような大きな軒の家を目指すのであればオプション費が必要です。

軒がないことで見た目もすっきりしてモダンな印象があり気に入っていますが、

あえてデメリットを挙げるとすれば、軒がない分になる場所がありませんので、

日差しや雨がそのまま自転車や車にあたってしまうことです。

これは外構にカーポートを設置するなどで対策できますのでそこまで大きな問題ではありません。

屋根材に関してもガルバリウム鋼板が使用されていますが、

こちらは瓦と違い風で飛ぶ危険性がなく安全で不具合は一切感じていません。

屋根に関しては生活における支障は大手もローコストも大差はありませんが、

軒の有無やその大きさは高見えする外観に大きく影響してしまうと言えそうです。

しろくま
しろくま

軒が大きいと雨宿り場所としては最適だけどな。

もなか
もなか

どれだけ大きな軒でも外壁に日光も雨もあたってしまいます。

高見えは期待できますがコストもかかるので好みで判断しましょう。

5.玄関ドア

最後は玄関ドアが外観に与える影響について考えてみます。

ローコスト系メーカーでは片開きという1枚ドアのタイプが一般的ですが、

大手メーカーでは2枚分の両開きタイプが多く、外観に大きく差がついてしまいます。

家全体のバランスを見た際に玄関ドアは意外と目が行きがちで、小さなドアはどうしても安っぽく見えてしまいます。

外壁材や窓にこだわった外観の家でも玄関ドアがチープだともったいないですよね。

玄関ドアにも様々な種類があり、片開きに小さなドアが追加された親子ドアや、開閉できない窓とセットになっている袖FIXドアなどがあります。

大手メーカーではスライドタイプのドアが使われていたり、面積の大きいドアは存在感があって高級な印象を醸し出しています。

筆者宅では、タマホーム「大安心の家」の標準仕様として、親子ドアを採用しています。

両開きやスライドタイプには敵いませんが、一般的な片開きタイプよりも存在感があり、

わずかながらも高見えする外観を作り出してくれています。

タマホームより価格を抑えたローコスト系メーカーも多数ありますが、

玄関ドアに関してはオプション費なしで親子ドアを採用することができ、満足しています。

しろくま
しろくま

大きい玄関ドア=お金持ちみたいなイメージあるもんな。

もなか
もなか

種類だけじゃなく大きさや色、性能など幅広いので、玄関ドアは奥が深いです。

さいごに

以上、ローコスト系住宅が安っぽく見えてしまう原因についてでした。

全項目で筆者宅の実例をもとに紹介しましたが、

ほとんどの項目でオプションを採用していないものの、出来上がりとしては全体的に満足しています。

家づくりでは生活に重きを置いた結果、設備やインテリアなどの内装にこだわるあまり、

外観は二の次といった方もいらっしゃるかもしれません。

何よりも優先すべきなのはそこで暮らす家族の生活ですのでその方がおすすめですが、

外観に関しても、あらかじめどんな見た目になるのか具体的にイメージしながら打ち合わせを進めてみてください。

マイホームが完成して入居してからしばらく経ち、内装や設備に慣れてくると、

「なんでこんな見た目にしたんだろう…」と外観が気になりがちです。

家の価格帯に関係なく、どんなハウスメーカーで建てようとも、

世界に一つの自分だけの特別な外観を目指して、外観決めを楽しんでいただければと思います。

しろくま
しろくま

どうせ建てるなら高そうな家って思われたいもんな。

もなか
もなか

ローコスト系メーカーでも考え方や工夫次第でいくらでも素敵な外観にすることができます。

ぜひ今回のポイントに気を付けて外観を決めてみてください!

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プロフィール
もなか

某地方都市在住HSP気味29歳会社員。
妻と二人で暮らしています。
2022年にタマホーム「大安心の家」でマイホームを建てました。
家が建つまでたくさん悩んで苦しんだ経験をもとに、
家づくりに役立つ情報を発信します。

施主目線で実際の家の中の写真もどんどん公開していきますので、
注文住宅を検討中の方はもちろん、
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