タマホーム「大安心の家」であえて採用しなかった間取り&設備ランキングTOP10!

さいしょに

注文住宅を設計する際って、

その自由度の高さからどんな間取りにしたらいいかだったり

その設備が本当に必要か悩むことがたくさんあります。

今回は、2022年に実際にタマホーム「大安心の家」

でマイホームを建てた筆者が

あえて採用しなかった家の要素をランキングでTOP10まで紹介します。

「シンプルで暮らしやすい家」をコンセプト

不要だと思う部分をそぎ落としまくりました。

採用しなかった理由も合わせて紹介しますので

ぜひ最後までご覧ください。

この記事はこんな方におすすめ
  • 注文住宅で何をつけたらいいか悩んでいる方
  • あれもこれも家に欲しいけど予算が心配な方
  • 実際に建ててから不要な設備が知りたい方
  • タマホーム「大安心の家」でマイホームを検討中の方
しろくま
しろくま

今はいろんな家のかたちがあってどれも魅力的だよな。

もなか
もなか

なくても困らないものって生活の中に意外とあるんです。

一軒家の固定観念をどんどん破っていきましょう。

第1位:和室

堂々の第1位は和室です。

ハウスメーカーの間取りサンプルを見ると必ずと言っていいほど存在しますが、

わが家はそこまでの利用価値を見出せなかったため採用しませんでした。

来客時や子育て中に活躍するとされる和室ですが、

畳は劣化していくため定期的にメンテナンスが必要とのことで

思い切って削りました。

来客時はLDKのダイニングスペースを使いますし

和室を子どものプレイルームにするより

リビングで遊ぶ姿を見ていたいなと思いました。

また、その代わりにLDKを広くできたのが大きなメリットでしたし

どうしても必要であれば畳風の連結マットなどで代用するのもありですね。

和室で育った方にとっては「考えられない!」と思われがちですが

間取りのレイアウトもすっきりしておすすめです。

実際に生活してみても特に和室を必要とする場面がなく

都市的でモダンな家に仕上がり満足しています。

しろくま
しろくま

和室は結構リビングの隣に当たり前かのようにあるよな。

もなか
もなか

日常的に使うイメージがわかなければ、取ってしまうのはアリです。

第2位:ベランダ・バルコニー

第2位はベランダやバルコニー、ウッドデッキなどの屋外スペースです。

こちらも住宅ではよく見かけますが、

  • メンテナンスしないと漏水の原因になる
  • 枯葉や砂ですぐ汚れる
  • 洗濯物は乾燥機&部屋干し派
  • 住宅密集地なので「ベランピング」等ができない
  • 意外と予算がかかる(約10万円)

といった理由から採用をやめました。

一番の理由はメンテナンスです。

定期的に防水加工をしなければそこから雨水が家全体に浸水し、

木材の劣化やシロアリの温床にもなりかねません。

洗濯物に関してはドラム式洗濯乾燥機を使っているため

物干しスペースが不要でしたし、

外干しにより衣類に花粉やPM2.5が付着することを避けたい目的もありました。

2階のベランダまでいちいち洗濯ものを運ぶのも大変です。

「ベランダでピクニック気分」なんておしゃれで憧れますが

外の景色は公園などで楽しむとして、屋外スペースの設置はやめました。

実際に建ててみると野外スペースがなくても全く問題なく

外観もすっきり見えるので思い切って取ってしまうのはおすすめです。

また、乾燥にかけたくない洗濯物用の物干しスペースが欲しい場合は、

天井にアイアンバーを設置すると便利です。

デザインもシンプルで筆者も愛用していますのでぜひ参考にしてみてください。

しろくま
しろくま

最近よくベランダがない家見かけるな。

もなか
もなか

部屋干し用洗剤とか家電の性能も上がってきて、外干しする人が減ってきてるみたいです。

第3位:吹き抜け

圧倒的な解放感を演出してくれる吹き抜けが第3位です。

採用をやめた理由は以下の通りです。

  • 2階の使える面積が減る
  • 空調効率が悪い
  • リビングの音が2階に響きやすい
  • コストがかかる

最近は全館空調や高気密、床暖房により

「快適に暮らせる吹き抜け空間」を売りにしている

ハウスメーカーも多くありますが

やはりそれなりのコストがかかります。

また、わが家は寒冷地にあたるため

少しでも暖房効率を上げるべく縦ではなく横に広いリビングを設計しました。

暖かい空気は上へ上へと逃げてしまいますので

せっかくの暖房が吹き抜けの何もない空間に効いてしまうのはもったいないですね。

対策として天井にプロペラのような「シーリングファン」を取り付けることもできますが、

掃除や故障の際は足場を組む必要がありますので

業者へ依頼が必要になります。

騒音に関しても、テレビの音や会話声が広い空間に反響して

2階の子供部屋に筒抜けという話はよく聞きます。

家族の存在をいつでも感じられるのはメリットですが

勉強中など気遣いが必要な場面も出てきそうです。

一方で、吹き抜けには空間をより広く見せる効果が期待できたり

なによりおしゃれで高級感がありますので、

「どうしても吹き抜けを作りたい」という方以外は

一度よく検討されることをおすすめします。

しろくま
しろくま

吹き抜けミスったらしんどいな…

もなか
もなか

間取りの構成にも大きく影響するのでここは最初に決めちゃいましょう!

第4位:太陽光発電

続いては、なにかと話題の太陽光発電システムです。

家庭内で必要とする電力を太陽光による発電で賄うことができ

光熱費を大幅に削減できるほか、

余った電力は電力会社に売電することにより

収入を得ることも可能な太陽光発電システム。

これだけメリットがあると採用しない理由がないように思えますが、

わが家は以下の理由から採用しませんでした。

  • 取付とメンテナンスに多額のコストがかかる
  • 年間日照時間が短い土地で、発電力が期待できない
  • 蓄電池の設置場所が難しい

まず、太陽光発電を実現するには

屋根に乗せる太陽光パネルのほか

発電した電力をためておく蓄電池の設置が必要です。

わが家は家の周りに

・エアコンの室外機

・エコキュート

・車のタイヤ

などを置いていることからスペースがあまりなく

大きな蓄電池を置く場所が確保できませんでした。

コストの面に関しては、パネルの大きさや設置業者にもよりますが

取付工賃として平均100万円前後かかるようです。

当然パネル本体も紫外線等により劣化しますので定期メンテナンスが必要ですし、

一般的な製品寿命は25~30年と言われています。

つまり、太陽光発電はコスト+寿命光熱費+売電収入とを天秤にかけて

どちらがお得かという問題になりそうですが、

わが家は「全国的に年間日照時間が少ない」という

致命的なリスクがありましたので採用をやめました。

しろくま
しろくま

売電収入はすごく魅力的だけど長い目で見ると悩ましいな。

もなか
もなか

一時期はZEH補助金などもあって太陽光をつける人増えてました。

第5位:勝手口

第5位はキッチン脇によくある勝手口です。

ごみ捨てや洗濯の際に使われることが多いようですが、

正直わが家では明確な使用目的がわかりませんでした。

断熱性能をこだわったLDK空間なのに

わざわざ外気の入り口を作りたくありませんでしたし、

勝手口を開けてもすぐお隣のお家なので窮屈になることが予想できました。

今の新築住宅では採用している物件のほうが少ないかもしれませんが、

「勝手口はあって当たり前」と思っている場合は

その必要性を再度検討してもいいかもしれません。

しろくま
しろくま

サザエさん家みたいに勝手口から酒屋さん来ないしな。

もなか
もなか

人によってはうまく使いこなせている方もいると思いますが、私は必要性を感じませんでした。

第6位:吊戸棚

続いてもキッチンから、シンク上の吊戸棚の撤廃が第6位です。

キッチン用品の収納先として賃貸物件などでよく設置されていますが、

I型やペニンシュラが主流となっている現代のキッチンにおいて

吊戸棚は解放感を邪魔してしまいます。

LDK空間ではせっかくのダイニングとの一体感を遮ってしまいますし

視覚的にも窮屈なキッチンとなってしまいがちです。

また、天井から降ろして設置する収納棚であるため

小柄な女性は手が届かず、中のものを取り出せない可能性もあります。

キッチンは食器や食材など片付けておきたいものが多く、

「少しでも収納スペースを!」と考えてしまいがちですが

現実的な使用頻度と景観をよくイメージしてから設置を検討したいです。

収納不足の心配がある場合は

パントリー等の壁面をうまく活用するとすっきり見せることができます。

しろくま
しろくま

確かに結構存在感あるかもな。

もなか
もなか

基本的に視線より上にあるものは空間に圧迫感を与えます。

第7位:インナーガレージ

人によっては必須かもしれませんが、インナーガレージが第7位です。

「秘密基地のような夢の空間」と憧れている男性は少なくないのではないでしょうか。

おしゃれでかっこいいインナーガレージを提案する

ハウスメーカーも最近増えていて、

代表的な例でいえば所ジョージさんの世田谷ベース

なんかはテレビ等でよく取り上げられていますよね。

そんな憧れのインナーガレージですが

1階のなかなかの面積を占有してしまうがために

ほかの部屋が比較的小さくなってしまう印象があります。

メンテナンスに関しては必須ではありませんが

シャッター取付やコンクリート処理などに初期コストがかかる可能性もあります。

土地が広く、40坪以上の大きな家であれば余裕があるかもしれませんが

わが家はそれよりもLDKの大きさを優先したかったため、採用しませんでした。

もともと家族全員が車やバイクに興味がなく

単純に必要ないと感じたからという理由もあります。

大人にとって趣味の空間はかけがえのない場所ですので

必ずしも無駄な設備とは限りませんが

物であふれかえってしまう危険性もありますので

設置には注意が必要かもしれません。

しろくま
しろくま

所さんみたいにおしゃれにできる自信ないな。

もなか
もなか

ガレージには空間的余裕と経済的余裕が必須です。

第8位:浴室&トイレの窓

わが家の浴室と1階トイレには窓がありません。

従来の一軒家ではついていて当たり前だったように思いますが

そもそも最近のマンション等には窓がないほうが多く、常識となりつつあります。

浴室とトイレにおける窓は換気が大きな役割になるかと思いますが、

わが家は大安心の家の24時間換気システム浴室乾燥機、便器の脱臭機能

に窓の代役を任せることとしました。

採光面でのデメリットはありますが

セキュリティの強化、掃除の簡素化といったメリットの方が多く感じたため

採用をやめました。

どうしても採光を取りたい場合は

開閉機能がないフィックス窓を取り付ける手もありますね。

しろくま
しろくま

風呂はともかくトイレの窓って開けたことないかもな。

もなか
もなか

窓をつけたとしても曇りガラスになりますし、外気の侵入口にもなります。

第9位:浴室タオル掛け・小物トレイ

続いてもお風呂関係ですが

浴室内のタオル掛けと小物トレイをやめました。

細かい部分になりますが

こういった浴室内の取付物はねじで穴をあけることが多く、

一度付けたら外してもねじ穴が残ってしまうのでランクインさせました。

最近はマグネット式で浴室の壁に簡単に取付できる

タオル掛けや小物トレイが発売されていていつでも取付場所が変更でき

掃除も簡単であることから、わが家でも愛用しています。

デザインに飽きたらすぐ外して買い替えることもできますし

せっかく綺麗な壁に穴をあける必要もなくなります。

特に必要な理由がない場合であれば

標準仕様で付いている浴室の収納関係はキャンセルすることをお勧めします。

筆者が購入した商品はこちらです。

しろくま
しろくま

風呂にはあってあたり前だと思ってたな。

もなか
もなか

長く使うとカビとかで汚れてきますし、錆の原因にもなります。

第10位:床暖房

最後の第10位は床暖房です。

足元ぽかぽかで快適そうな床暖房ですが

以下の理由により採用をやめました。

  • 導入とメンテナンスに多額のコストがかかる
  • 室内が乾燥しやすくなる
  • 電気代の心配
  • 温まるまで時間がかかる

床暖房は大きく分けて温水式と電気式の2タイプに分かれますが、

上記のデメリットはいずれにも当てはまると言えます。

10位となったのはこのようなデメリットがあろうとやっぱり

床暖房は暖かいからです。

どれだけコストがかかろうと

長い冬の寒冷地では欠かせない存在でしょうし、

わが家も頑張って採用していたら今より暖かかったのかな…なんて思えます。

加湿器も不要でコストも浮いたので導入をやめて後悔はしていませんが、

床暖房がある友人宅にお邪魔すると

やっぱり暖かさが違うなと感心させられます。

もちろん床暖房がなくてもエアコンやこたつなど

暖をとれる方法はいくらでもあるので、不便は感じていません。

しろくま
しろくま

あって損はないけど高級品てことだな。

もなか
もなか

床暖房の環境で育った方は必須だと思います。それくらい寒冷地の冬は長くて寒いです。

さいごに

以上、筆者が家を建てる時にあえて採用しなかった間取り&設備ランキングTOP10でした。

もちろん「どれもが全員にとって不要」と言いいたいわけではなく、

家に求める間取りや性能は千差万別であることは言うまでもありません。

注文住宅における選択肢本当にたくさんあり

その中から本当に必要なものだけを選ばなくてはならない、

しかもほとんどが後戻りできないといった条件の中で少ない時間と経験から判断しなくてはならず、

本当に神経を使う期間になると思います。

筆者は「本当に必要だったら後からつけようor代用しよう」の精神で決めていったので、

非常にシンプルな住宅となり自分のお気に入りの空間ができました。

家の中をなんでも思い通りにできることは注文住宅の一番の醍醐味ですので、

夢の空間をイメージしながら

楽しんで家づくりを進めていきたいですね。

しろくま
しろくま

自分の価値観に合った自分サイズの家づくりができるといいな。

もなか
もなか

自分で決めた自分好みの空間。きっと楽しい生活が待っています。

ブログランキング・にほんブログ村へ
人気ブログランキング

楽天ROOMでは実際に購入したおすすめ商品を紹介しています。

ぜひ遊びに来てください。

ハウスメーカーをお探しの方は「注文住宅の相談窓口」「LIFULL HOME'S 住まいの窓口といった

無料相談サービスを利用するのがおすすめです!

住宅展示場自力で探すよりも効率的かつ確実に最適な1社と巡り合うことができます。

無料相談サービスって?

1,000社以上の中から自分にぴったりの1社を選べる

・丁寧なヒアリングのうえ各住宅会社の特徴を知り尽くしたプロが提案

中立な立場から第三者視点で最適な候補を厳選

・住宅会社内の優秀な営業マンを優先して仲介

・万が一断りたい時でも対応を代行可能

土地や資金計画の相談も受付中

相談は完全無料ですのでぜひ以下のリンクからお好きな方を予約してみてください。

おすすめの理由は別記事にてまとめてあります。

あわせてぜひご覧ください。

このブログを読んで

「タマホームで家を建ててみようかな」

と関心を持てた方がいらっしゃいましたら、

こちらの問い合わせフォームまたはTwitterより筆者にご連絡ください。

タマホームでの家づくりを全力でサポートさせていただきます。

プロフィール
もなか

某地方都市在住HSP気味29歳会社員。
妻と二人で暮らしています。
2022年にタマホーム「大安心の家」でマイホームを建てました。
家が建つまでたくさん悩んで苦しんだ経験をもとに、
家づくりに役立つ情報を発信します。

施主目線で実際の家の中の写真もどんどん公開していきますので、
注文住宅を検討中の方はもちろん、
一軒家に少しでも興味がある方もぜひご覧ください!

Twitterと楽天ROOMやってます!
ぜひフォローおねがいします!

もなかをフォローする
タマホーム「大安心の家」
シェアする
もなかをフォローする
もなかブログ

コメント